勝手に相場観

2017.05.14  高値警戒感と割安感が混在する展開

底堅さと買われ過ぎ感が混在する市場。

決算発表はピークを過ぎ株価は銘柄によって明暗が分かれている展開ながら、日経平均株価は20,000円に確実に近づいています。

12日金曜日こそ下落はしたものの、11日木曜日には一時19,989円と20,000円に肉薄、今週こそは大台を突破するとの期待感もあるでしょう。

しかし金曜日の欧米市場では米ダウ工業株30種平均が小幅ながら4日続落、米ドル円相場も米市場前の113円台後半から113.38円まで円高に振れ、それにつられるようにシカゴの日経平均先物は19,795円と日経平均株価の終値より89円ほど安い水準になっています。

このまま行けば明日の日本株は下落して始まると思われますが、米の金利先高観に加え日経平均株価の1株あたりの利益(EPS)が1,315.94円と1,300円を突破、これによって株価収益率(PER)は15倍近くにまで下がってきているので、上昇余地は十分にあると考えられます。

本日14日の朝方に北朝鮮が弾道ミサイルを1発発射しているものの、これによって緊張が高まるといったこともなさそうですし、市場はスルーかと。

ドル円相場も木曜、金曜こそ円高に振れましたが、短期的な円安トレンドは変わっていないので、今後はドル円相場115円、日経平均株価20,000円を目指す展開になると思われます。たぶん。

  テクニカル的には過熱感も目立ってきた

日経平均株価20,000円、ドル円115円が現実的になっている市場ですが、何度も取り上げているように私的にはやっぱり気になる窓。粘着質とか言うな。

2017年5月12日 日経平均株価

前回12日の記事のチャートをそのまま使い回した上図を見ても分かるように、「この大きな窓のうち1つでも埋めてくれたら買いやすいのに…」と感じています。この辺の文言もほぼ使い回しだがな。

日経平均株価は4月17日の18,224円を底に5月11日には一時19,989円まで上昇、この間16営業日で1,765円も上昇しているとあって騰落レシオは急上昇し130%を超え、25日移動平均線との乖離も大きいなど買われ過ぎ感も出ています。

だからといって大きく下落しそうな雰囲気でもなく、前営業日比80円ほど下げた19,800円くらいで始まると思われる15日月曜日もなんだかんだで下げ幅を縮小してくるような気もします。

ちなみに赤〇の窓は19,464〜19,705円の間で空いており、よほど下落しない限りこの窓は埋められない。決算発表などが一段落し、やや調整を挟むとしても下値はこの窓を埋める19,450円程度でしょうか。

一方のドル円相場も米の金利先高観から売り込まれにくい状況と見られ、金曜日こそ円高に振れたものの基本は円安基調。下値は75日移動平均線がある112円あたり、上値は抵抗線になるとみられる115円といったあたりか。

当初はドル円相場が115円くらいにならないと日経平均株価の20,000円回復はないと見ていましたが、決算発表で思いのほか割安感が出てきたこと、日本株の異様な底堅さからドル円相場が115円に乗せる前に20,000円突破の公算が大きい。

高値警戒感はあれど好決算銘柄を中心に流れに乗っていきたいところ。


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