勝手に相場観

2017.05.16  日経平均株価20,000円を前に足踏み

今日の日経平均株価の終値は前日比49円高の19,919円。

昨日は米のダウ工業株30種平均が85ドル高となり、米ドル円相場も113円台後半まで円安進行したことを好感し取引開始から買われる展開で、9:30頃には19,998円と年初来高値を更新、20,000円にあと2円と迫りました。

しかし節目である20,000円を警戒したのか、その後は上げ幅を縮小し、前場の引け直前には一時マイナス圏に沈む場面も。

その後は若干切り返したものの、19,900円を挟んだ動きに終始し、結局20,000円を超えることはありませんでした。

なんかヤなムードだな。

最近はNYダウに21,000ドルの壁があったり、ドル円や日経平均株価も伸び悩んだりと停滞感が出てきていて、もう一発なにか起爆剤が欲しいところ。

今日の米では住宅着工件数や鉱工業生産指数などの指標が発表されますので、ここで強い数字が出るようだと米株やドルの一段高、そしてそれを背景とする日本株の上昇が見込めるかもしれません。

日本の決算発表はピークを過ぎ、その結果から日経平均株価全体の1株あたりの利益(EPS)は確実に上昇しているため、上値の余地は十分にあると推測されます。

しかしそこは外的要因に踊らされやすい日本株。米株やドルが下落すれば株価の急落に繋がるリスクも無いとは言えません。

…もうちょっと主体性を持てよと言いたい。

決算発表が概ね出揃ったことで、しばらくはこの結果を吟味した値動きになることも予想されます。好決算だけど出遅れている銘柄があれば積極的に買っていきたいところでしょうか。

ただ、素人が決算内容やその背景にあるもの、将来性などを見越して割安銘柄を探すのは骨が折れるんだけどな。超めんどくせぇ。(投資家失格)

  20,000円突破が目前に迫るも…

短期的な日本株のテーマは兎にも角にも20,000円を超えられるかどうか。

2017年5月16日 日経平均株価

ここのところの日経平均株価は20,000円を明確に意識しており、短期的には突破の可能性と、戻り売りによる調整の可能性が拮抗している感があります。

しかも5月8日に空けた241円幅の大きな窓を一切埋めておらず、離れ小島の様相を呈しています。気になる…すごく気になりますよねこの窓。たぶん投資家の98%くらいがこれを気にしてると思うの。(妄想)

現在の株価の底堅さを勘案すると、米ドル円相場が114円を回復すれば20,000円を突破しそうな勢いではあるものの、当のドル様がここにきてしんなりしてきている。

2017年5月16日 米ドル円

4月中旬の108円からこれまでの一方的な円安進行を考えれば、現在の渋い値動きは調整の範囲内とはいえ、日経平均株価が20,000円を突破するかどうかという現在においてはもどかしさを感じざるを得ない。

仮に円高に振れるとすれば青線75日移動平均線がある112円くらいが底だと思われますが、そこまで円高になると日経平均株価は19,500円くらいになる可能性もある。

日本株全体で見た場合の業績は堅調ですし、米の金利先高観もあることから基本的には円安株高の流れに変化はないと思われますが…

ちょっと気になるのは、5月の連邦公開市場委員会(FOMC)や雇用統計発表後に80%を超えていた6月FOMCでの利上げ確率が、現在70%台に落ちてきている事。

依然利上げする可能性が高いとはいえど、今後の米指標によってはこの確率はさらに下がることも考えられ、そうなると再び円高の悪夢も。もちろん指標が強ければ確率は上がるのだが…

現在の市場の底堅さや決算により出てきた割安感、地政学、政治リスクの後退によるリスクオンの流れを考えれば、日経平均株価が20,000円を超える前にある程度仕込んでおきたい場面ではあるものの、ここにきて米の動きに若干の不安が出てきています。

まあ不安ゼロの状況なんてありえないんだから、どこかで思い切って買っていく必要があるんだけど、全体的に高値圏で推移しているからこそちょっと怖いですよね。


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