勝手に相場観

2017.05.20  ロシアゲート問題の影響は限定的と予想

やっぱり株価は戻る方向のようですね。

前回記事でも書きましたが、トランプ大統領のいわゆる「ロシアゲート」問題では、弾劾という言葉も飛び出る自体になって入るものの、その実現が難しいことなどから急落は限定的になっています。

日経平均株価は木曜日こそ261円安と大きく売られましたが、翌金曜日には36円高と反発。一時110円台前半になっていた米ドル円相場が111円台に回復していたことでやや安心感が広がった模様。

水曜日の夜には372ドル安と今年最大の下げ幅を記録したダウ工業株30種平均(NYダウ)は、木曜日には早くも56ドル高と反発。そして昨日は141ドル高と、もはやロシアゲート問題などどうでもいい感じ。

「トランプが弾劾される可能性なんてゼロに近いんだし、どうせうやむやになるだろHAHAHA」とか思ってるんだろうな。

激震地のはずの米で株価が好調なわけですから、当然市場にも安心感が広がりシカゴの日経平均先物は19,690円で取引を終えています。これは金曜日の日経平均株価の終値より100円高い水準。

つまり週明け月曜日の日経平均株価は100円高前後で始まることが予想されます。

メディアでは相変わらず「トランプ大統領の危機」的な報道が目立つものの、この問題もきっといつの間にか尻すぼみになって消えていくだろう。

  ドルの戻りが弱い事に一抹の不安

日米の株価に関しては行って来いになりそうな雰囲気が漂っているものの、その割にドルはあまり買われていない印象を受けます。

昨日もNYダウが順調に値を上げて141ドル高になったのに対し、米ドル円相場は日付が変わる直前の111.69円をピークに円高に振れ、最終的には111.26円付近で取引を終えています。

18日に付けた110.20円から見れば1円ほど円安になってはいるものの、米株価の強さを考えるとやや物足りなさを感じるのも事実。

少し前まで80%台だった米の6月利上げ確率がトランプ大統領の一連の疑惑などによって60%台まで下がっているのが影響しているのかもしれません。

米ドル円相場は111.7円あたりに25日移動平均線が、112.1円付近に75日移動平均線がある状況で、まずはこれらをしっかりと上抜けるかどうかを見極めたいところ。

2017年5月19日 日経平均株価

そして日経平均株価。18日の大幅下落よって青○の窓を完全に埋めたのと同時に、新たな窓が作られました。

この窓は19,764円が上限で、金曜日のシカゴの日経平均先物が19,690円。つまり週前半にこれを埋める可能性は十分にあります。…というか、月曜には埋めてくるんじゃないかなーと。

問題はその後で、窓埋め達成で再び下落するのか、それとも今度こそ20,000円突破に向かうのか…

移動平均線を見てみると、18日に25日線が75日線を上抜く中期的なゴールデンクロスが発生しており、またここ数日何度か書いているように日経平均株価のPERは18日終値の時点で14.06と、トランプ氏が大統領選に勝利し919円安と株価が暴落した2016年11月9日の13.76以来の割安感となっています。

ちなみにその前後…11月8日は14.52、同10日は14.57ですから、今の割安な水準が見て取れると思います。

これらの状況から鑑みるに、来週以降の日経平均株価は再び20,000円を試す展開になるかと。…いや、なる可能性もあるかもね?(保険)

ただ、先ほども書いたようにドルが思いのほか弱い印象を受けるので、再び円高に振れるようなら深追いはしない方がいいでしょう。


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