勝手に相場観

2017.05.23  株価やドル足踏みも上昇傾向変わらず

今日の日経平均株価の終値は前日比65円安の19,613円。

トランプ米大統領によるロシアゲート問題によって先週水曜日はダウ工業株30種平均(NYダウ)が372ドル安になるなど市場に影を落としましたが、その後のNYダウは3日続伸するなど混乱は収まりつつあるように見えます。

しかしそれとは裏腹にドルは低空飛行を続けており、日本株は上昇しそうでしきれない展開が続いています。

先週末の記事で「日経平均は一気に20,000円か?」的なこと書いちゃったよ…

一連の問題を受けて一時110.20円まで円高進行した米ドル円相場は、その後111円台前半まで戻してからはほぼその水準で推移しており、何だかんだでトランプ政権への不安が燻ぶっている模様。

加えて北朝鮮の子豚が景気良くミサイル発射するわ、今日の朝方には英のコンサート会場で22人が亡くなるというテロがあるわで、地政学的リスクが収まらないことも円買いを誘う要因と見られています。

世の中クズばっかりだな…

今日のドル円相場は111円を挟んだ動きに終始し、それを嫌気して日本株も売られたといったところでしょうか。

一時60%台まで下落していた6月連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率は、70%台後半まで持ち直すなど円安に向けて明るい材料もあれど、政治リスクや地政学的リスクがそれを邪魔している格好。

ただ、当のアメリカ様のダウ平均は先物を見ても上昇しそうな香りがしますし、先ほど始まった英のFTSE100も上昇している。政治リスクやテロの当事国がこの動きで、遠く離れた日本の株価が下落するって意味わからん。

一時110円台に突入したドル円相場も今は111円台に戻しているし、政治リスクやテロなど市場にとっては些細な問題ということか。

  ドル円相場は円安に振れそうなものだが…

政治リスクや地政学的リスクが燻ぶってはいるものの、基本的には円安株高に振れやすい状況と見るのが自然。

先述のように6月FOMCでの利上げ確率は70%台後半まで戻していますし、米経済も好調、日本の企業決算も好調で日経平均株価全体のPERは14倍をやや上回る程度と割安感もあり、ファンダメンタルズを見れば円安株高になりそうなもの。

今月2、3日に行われた5月FOMCの議事録が明日24日に公表されますので、そこで利上げに動いていることが確認できれば一気に円安に傾く…のか?

2017年5月23日 ドル円

その米ドル円相場、テクニカル的に見ると微妙なところに位置しており、青線75日移動平均線赤線200日移動平均線に挟まれつつ緑線25日移動平均線に頭を押さえつけられている格好。

ただ25日線は上向いていますし、75日線を上抜く中期的ゴールデンクロスも近いことから、なんだかんだで円安傾向に振れるのではないかと見ています。

トランプさんのアレはうやむや〜にフェードアウトしていくと思われ、そうなれば好調な米景気と金利先高感でドルが買われていくでしょう。多分。

2017年5月23日 日経平均株価

日経平均株価は先週木曜日に空けた窓がまだ完全に埋まっておらず、依然離れ小島の様相を呈していますが、遠からずこれは埋めてくるかと。主要な株が思いのほか下がっているので、上昇を見込むなら絶好の仕込み時期のようにも感じます。

政治リスクや地政学的リスクが後退すれば一気に20,000円も見えてくると思われますから、それを見据えて準備しておきたいところです。

…え? 下がったらどうしてくれるんだって?

日本には自己責任という都合の良い言葉があるのを知らんのか?


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