勝手に相場観

2017.05.25  6月利上げ織り込むも円安にならず

16日に20,000円目前まで上昇するもその後急落し、一時19,500円を割り込んだ日経平均株価でしたが、その後はじわじわと値を上げる展開になり、今日は前日比70円高の19,813円と続伸し19,800円を回復しました。

昨日の米時間では米連邦準備理事会(FRB)によって5月2、3日に行われた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が発表され、その中で6月FOMCでの利上げはほぼ確実との見方が広がったものの、その後の利上げペースが緩やかになる可能性が示されたことで、米株が順調に上昇する一方でドルはやや売られる展開に。

FOMC議事録発表までの米ドル円相場は112円を回復する場面も見られたものの、発表後は111円台半ばまで円高進行。それを受けた日経平均株価は小幅安で始まりましたが、その後徐々に円安になるのに従って日本株も持ち直しました。

東京市場が閉まった後も円安傾向は変わらず、米ドル円相場は一時111.9円まで回復しています。NYダウの先物も上昇していますし、今日の米市場も安泰っぽい雰囲気が漂っていますな。

ただ、史上最高値を伺うダウ工業株30種平均に対しドル円相場は必ずしも安泰とは言えず、今後利上げ観測が後退するような指標や発言があると一気に円高に振れる可能性は捨てきれません。

トランプ米大統領のロシアを巡る疑惑も払拭されていませんし、いまだ不安は燻っていると見るべきか。

市場はすでに6月利上げを織り込んでいる

5月のFOMC議事録で6月FOMCの利上げ確率が上昇し80%を超えたにも関わらず円高に振れた背景は、6月に利上げした後の利上げペースが緩やかになる恐れがあるから。

つまり6月利上げはすでに大半が織り込まれていると見るべき。

今後6月FOMCでの利上げ確率が減少することはあっても上昇余地は少なく、何をきっかけに円高に動くか分からない。

2017年5月25日 ドル円

ドル円相場のチャートを見ると、25日移動平均線に頭を押さえつけられているのが見て取れます。そう考えると急激な円安は望めそうにありません。

しかし、その25日線は上向きに推移している上に、あと1、2日で青線75日移動平均線を上抜くと見られ、形としては決して悪くない。

悪くはないんだが…

26、27日に先進7ヶ国首脳会議(G7サミット)が行われるため、それを見極めようと小動きな展開が続いているとの見方もありますが、どうせトランプ大統領に配慮して自由貿易や保護主義について踏み込むことはないんでしょう。

つまり市場に大した影響は与えないと。むしろ「トランプ大統領に配慮→アメリカ強ぇ〜→米株のみ上昇」という流れか?

米株とかどうでもいいからドルを買え、ドルを。



あわせて読みたい関連記事



カテゴリ一覧

総ページビュー
ユニークアクセス