勝手に相場観

2017.05.30  ギリシャやイタリアなど欧州の債務問題再燃?

株価も米ドル円相場も微妙だわ。

昨日29日は米市場が休みということもあり、日本時間29日夜〜30日朝までの米ドル円相場は111.3円付近に張り付いていたため、日経平均株価は前日比1円安という微妙な水準で取引が開始しました。

しかしその直後にはドルが急落し米ドル円相場が111円を割ると日経平均株価も下落、一時は前日比で112円安まで売られる展開に。

その後はじんわりじわじわと円安に振れ111円を挟んだ動きになると株価も急速に値を戻し、一時はプラス圏に躍り出る場面もありましたが、最終的には売りに押されて日経平均株価は前日比4円安の19,677円で引け。

ドル円相場がいまだ111円を挟んだ動きなのに対し、日本株の底堅さが強調された1日となりました。しかし出来高や売買代金は極めて低調で、市場参加者が少ない中で押し目買いが目立った印象です。

今週金曜日には米の5月雇用統計が発表されることになっているため、これを見極めたいとする動きが出るのは自然か。

6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げされることはほぼ確実視されているものの、その後の利上げペースが不透明であるため積極的にドルが買われにくい状況である上に、欧州ではギリシャ問題が再燃してきているらしいですよ。

ギリシャ問題…ずいぶん前にそんな言葉を見聞きした記憶が微妙に残っているが…

前回のギリシャ問題がどういったものかほとんど覚えてないのだが、金を巡ってギリシャがクズっぽい立ち回りをしていたような記憶がおぼろげに…今回も債務を返済できないとかなんとかって話らしい。

あとイタリアにも相変わらず不良債権がなんたらとかって問題もあるらしく、英の離脱といい、回避したとはいえ仏などで離脱問題が出たりとEU大揺れだな。

米に不透明感がある上にこれら欧州の問題を懸念してここ数日は円高に動いたとのこと。米はまだしも欧州のくだらない金の問題など内輪でひっそり処理しとけよと言いたい。色々と問題が山積しているEUは穏便に済ませたいだろうから、どうせ援助してめでたしめでたしになるんだろ。

ドル円は再び110円割れを試すのか?

せっかく米の6月利上げがほぼ確実視されているのにドルはしょぼい動きに終始し、米ドル円相場は今現在再び110円台に突入しています。

2017年5月30日 ドル円

前回記事の火曜日までは「25日移動平均線に頭を押さえつけながらも一緒に上昇している」とか書けたけど、水曜木曜と円高傾向になることで緑線25日移動平均線から完全に離れ、むしろ赤線200日移動平均線に向かっていっている。

この200日線は110円を少し上回る水準で推移しており、直近のドル安値110.23円あたりと同じ水準にあるため、まずはこれが下値メドとして意識されそうです。

上昇するにしても112円付近には青線75日移動平均線が立ちはだかっているため、当面は110〜112円の 中でウロウロしていくのかもしれない。

米はもうすぐ利上げすると見られていますが、長期金利はむしろ下落する傾向にあり、これが円高の一因にもなっています一部では利上げ後は円高に振れるとの見方もあって、ここにきて再び色々な問題が噴出してきている。

日経平均株価の20,000円も遠のいている感があるため、ここはしばらく様子を見たほうが良い状況なのかもしれません。

完全雇用に達しているか、それに極めて近い状況の米労働市場を見るに、そろそろ頭打ちになるのは目に見えているので、米経済も転換期が近づいているのかもな。


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