勝手に相場観

2017.05.02  雇用統計次第ではGW明け年初来高値も

世の中ではゴールデンウィークなのか平日扱いなのか微妙な位置づけの5月2日。

一般的にこういった大型連休の中日は市場参加者が少ないなんて言われますが、昨日今日を見る限り出来高や売買代金は決して多くはないものの、極端に少ないわけでもなくそこそこ活発に取引されている印象。

そんな5連休を前にした今日の日経平均株価の終値は前日比135円高の19,445円と続伸し、先週の流れを引き継ぎ堅調に推移しました。

北朝鮮などの地政学的リスクや欧米の政治リスクが後退したことが引き続き好感されているようで、一時期の悲観的な動きが嘘のように楽観的な流れになっていて、3月2日につけた年初来高値の19,668円が視野に入ってきています。

ドル円相場も4月17日の108.13円を底に円安に傾いており、今日の東京市場が閉まる30分前には112円を回復するなど市場には明るいムードが漂い始めている。

米では今日2日と明日3日の日程で連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されますが、ここで利上げする可能性はほぼない上にイエレンFRB議長の会見もないため材料視されることは考えづらく、リスク要因にはならないでしょう。

利上げに関する動きを意識するなら今回のFOMCよりその後の金融当局者の発言に留意するべきか。それでも突発的な金融当局者の発言を気にしていては取引などできない。

ただ、日本では連休真っ只中の5日に4月の米雇用統計が発表されますので、ここでの数字には注意しておくべきでしょう。

6月FOMCでの利上げ確率は現在60〜70%程度と市場は見ています。

つまり市場は6月利上げをある程度織り込み始めていることになりますので、4月に発表された3月雇用統計に続いて5日の雇用統計で再び弱い数字が示されるようだと利上げ期待は一気に萎み円高ドル安に振れるリスクも。

米では個人消費がやや落ち込んでいるという見方もあり、FRBが慎重な対応をする可能性もあるとかないとか。まあなんだかんだで結局強い数字が出て利上げに向け前進…となりそうな気がするが。

  円安基調が続くかどうかがカギ

日経平均株価に関してはここのところの上昇で25日、75日移動平均線や一目均衡表での雲など抵抗線になりそうなものを片っ端から突破し、壁として意識される19,500円の節目と年初来高値19,668円を射程圏内に入れています。

これらを突破するにはもう一段の円安が必要になると思われ、そこに立ちはだかるのは75日移動平均線か。

2017年5月2日 ドル円

青線75日移動平均線青○のドル高値112.19円と同じくらいの水準で推移していますので、ここを明確に突破してくるとこれまでの円高トレンドから円安トレンドへの転換も期待されます。

まあこれを書いている現在112.10円くらいなので、今にも超えてきそうではあるが。

ドル円相場がこれを超え113〜114円になれば日経平均株価の年初来高値更新が濃厚になってくるでしょう。それをうらなう意味で重要になるのはやはり5日の米雇用統計。ここで強い数字が出れば週明け一気に円安株高も考えられます。

ただ、現在は決算発表が本格化しているためドルや日経平均株価が堅調に推移しても、個別では業績次第で逆行安になるリスクもはらんでいるため、銘柄の選定はある程度慎重におこなった方が良いでしょう。

さて、明日からは5連休。友人や家族と過ごしたり帰省したりといった予定の人も多いのではないでしょうか?そんなお前らは家に引きこもり外出の予定も友達と遊ぶ予定もない私の分まで楽しみやがれコンチクショウ。

そもそも友達とか恋人とか家族とか、そんなの都市伝説。いや絶対。


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