勝手に相場観

2017.06.03  日経平均20,000円突破もPERでなお割安感

なんかすごい事になってきた。

日経平均株価は木曜日に209円高と久しぶりに大幅上昇を見せ雰囲気が変わってきたことを印象付けましたが、円安が思ったほど進んでいなかったことなどから、前回1日の記事で私は金曜日の20,000円超えに言及しながらも懐疑的な見方をしていました。

しかしまあ蓋を開けてみればあのアホみたいな上昇ですよ。

私の「さすがに雇用統計前に20,000円は超えないだろう」という予想を尻目に2日金曜日の日経平均株価は前日比110円高の19,970円で寄りつくと、そこから怒涛の上昇を見せ20,000円をアッサリ突破。一時379円高の20,239円まで上昇しやがるぶっ飛びっぷり。

1日からほぼ一貫して円安傾向に振れていたことも背景にあるものの、とはいえ日中の米ドル円相場は111円台半ば。112円を待つことなく大台を突破いたしました。

そしてさらに驚いたのが夜の動きですよ。

完全に上昇に乗り遅れた私がヤケ酒かっくらい、恋人であるPCのディスプレイと見つめ合って一人で愛を語り合っていた最中に発表された5月米雇用統計。

前日に発表されたADP民間雇用者数では市場予想を大幅に上回る結果であったため雇用統計にも楽観的な見方が広がっていましたが、蓋を開けてみれば非農業部門雇用者数は市場予想の18.5万人増を大幅に下回る13.8万人増。

その上3月、4月分も計6.6万人の下方修正が入るなど労働市場は堅調ながらも鈍化の兆候も見て取れ、市場は失望のドル売りへ。

雇用統計発表直後から急激に円高に振れ110円台半ばで推移する一方、雇用の伸びが鈍化していることから利上げペースが緩み市場への資金流入が期待できるのではないかとの見方が広がり、ダウ工業株30種平均(NYダウ)は史上最高値を更新しています。

しかし私(酔っ払い)が驚いたのは雇用統計でも円高でもダウ史上最高値でもない。

弱めの雇用統計を受けて昨日の東京時間に比べ1.2円ほど円高に振れたにもかかわらず、シカゴの日経平均先物(円建て)は金曜日の日経平均株価の終値より22円しか値を下げていないのです。

木曜、金曜の計500円を超える大幅続伸と、その後の1.2円の円高を勘案すれば200円くらいは下げてもおかしくないに…何かすごい力が働いてますぜ。

…と、今日も昼間っから酒かっくらっているクズが申しております。

高値警戒もPER的にはまだまだ割安

米ドル円相場が盛り上がらない中、日経平均株価は大幅続伸で20,000円を一気に突破してきました。

円安が伴わない急騰に高値警戒感が出てもおかしくない状況ではあるものの、日経平均株価全体のPER(株価収益率)を見ると20,000円を超えた昨日の段階でもまだ14.39倍。

ここ数年PERは14〜16倍の中で推移することが多く、15倍付近が適正価格の一つの目安になっています。

昨年11月から始まったトランプ相場では一時16倍を超えたものの、その後は徐々に下がり、4月末から本格化した決算発表で日本企業の好業績によってPERは一気に14倍台にまで下がりました。

15倍を適正とするならば日経平均株価が20,000円を超えた今にあってもまだまだ割安と考えることができ、そのギャップを埋めようとする動きが1、2日の大幅上昇に繋がっていると推測されます。

そう考えれば雇用統計への失望から110円台半ばまで円高になってもなお日経平均先物が下げ渋ったことも説明がつくかと。

一方で円高というのは日本企業の業績悪化と、それに伴うPER上昇を予感させますから、市場はどこまで円高を容認するのか…という問題も付きまといます。PER的には割安に見えても、仮に米ドル円相場が110円を割るようなことになると、再び下落に転じる可能性もなくはないのです。

日経平均株価が20,000円という大台を超えたことから、しばらく株高が続くという見方が多いものの、それはあくまでも今のドル円相場の水準が維持される前提でのもの。

弱い結果となった雇用統計をもとに来週から円相場がどういった動きを見せるのか?

金曜日のシカゴ日経平均先物はかなり下げ渋ったとはいえ、週明けの日経平均株価は一時的にでもある程度下げるのではないかと見ています。

日経平均株価が20,000円を維持するには米ドル円相場が110円を割らないことが必要と思われ、現在の110円台半ばからドルが反発するなら追従、さらに下落するなら様子を見たほうがいいと考えます。

ただ、これは個人投資家視点の損をしないことを大前提とする考えなので、リスクを取っても利益を出したい場合はその限りではありません。

以上、酔っ払いによる超ためになる相場予想でした。

眠くなってきたからそろそろ寝ようかな、エヘヘヘヘヘヘヘ。



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