勝手に相場観

2017.06.06  米ドル円110円割れに日経平均20,000円下回る

今日の日経平均株価の終値は前日比190円安の19,979円と2万円割れ。

昨日のダウ工業株30種平均(NYダウ)が小幅ながら下落したこと、若干円高に振れていたことを背景に小幅安で始まった日経平均株価でしたが、9時半くらいに一気に円高に振れると日本株も急落しました。

株価下落を主導した今日の米ドル円相場は、東京市場の取引開始直後こそ110円台半ばであったものの、その後はほぼ円高一辺倒で現在は109円台半ばと1円近く円高になっています。

あれ?もしかして先週土曜日の記事はいい事言った?酔っ払いの戯言だけど。

この円高の原因、サウジアラビアやエジプトなど6ヶ国が「テロ組織を支援している」としてカタールとの国交断絶を発表したこと、8日に混戦が伝えられる英選挙が控えていることなどが影響しているとのこと。

これらが落ち着けば再び上昇するとの見方も強くなってはいるものの、先日の雇用統計の結果などから米の6月利上げ以降のペースは緩やかになるとの見方が台頭していますし、急激な円安はあまり期待できない気もする。

ちなみに6月の連邦公開市場委員会(FOMC)の開催は13、14日。

英の選挙結果が判明するのは日本時間の9日金曜日ですから、FOMCまで営業日的には2、3日しかありません。つまり英選挙の結果が出る頃にはFOMCを警戒する動きになっている可能性があるかと。

そのことから少なくとも来週半ばまでは手掛けづらい状況が続くと思われ、もしかしたら仕掛け的な動きも出てくる可能性もありますので、相場の急変には注意しておいた方がいいかもしれません。

6月に入ってから為替を無視して株価が急騰したので、個人的に株価はもうちょっと下げてもいいような気がする。

ドル円のテクニカルは弱いか

日経平均株価は今日大幅続落したとはいえ、テクニカル的にはそれほど悲観するものではなく、最近書いているように全体のPERも割安感に満ちています。

2017年6月6日 日経平均株価

仮にここから下落するのであれば、まずは青○の窓が埋まる19,887円や緑線25日移動平均線がメドになりそう。5月30、31日は同線を支持線としていることから、まずはこれを維持できるかどうかに注目したいところです。

日経平均株価のPERは2日の14.39倍から現在は14.2倍程度に下落しており、依然目安の15倍を大きく下回っています。日本企業の業績悪化を連想させる円高がこれ以上進まなければ再び買われる展開になるのが自然かもしれません。

2017年6月6日 米ドル円

一方でドル円は弱めですね。

5月下旬に緑線25日移動平均線青線75日移動平均線を上抜く中期的なゴールデンクロスになったことから「円安に振れるか」との期待もありましたが、その後は鳴かず飛ばずの展開。

6月1日に「75日線と200日線どちらを先に抜くかで方向感が見えてくる」と書きましたが、結果は赤線200日移動平均線を下抜き、これで短期線から長期線すべてを下抜いたことになる。

5月上旬には今年に入ってから続いていた円高トレンドを脱したように見えたものの、円安トレンドに移行することなくレンジ相場に突入した感じでしょうか。

4月中旬に付けた108.13円を割り込まなければそれほど悲観する必要もないのかもしれませんが、だからといって楽観できるような状況でもない。

考えようによっては絶好の押し目買いポイントの可能性はあります。しかし英総選挙やFOMCを控えた現状を考えると積極的に買うのはちょっと怖いですね。

とりあえず米様の反応待ちかな。



あわせて読みたい関連記事



カテゴリ一覧

総ページビュー
ユニークアクセス