勝手に相場観

2017.06.08  英総選挙、FBI元長官議会証言後は円安株高か

昨日の米市場ではダウ工業株30種平均(NYダウ)が上昇したことに加え、ロシアゲート問題に際し8日に予定されているコミー元長官の議会証言での草案が公表されると、安心感が広がりドルが買われる展開になった…らしい。

詳細はさておき、109円台半ばを推移していた米ドル円相場は今日の未明頃から109円台後半まで円安進行し、それを受けて日経平均株価は20,000円を回復して取引を開始しました。

ただ、実際のコミー元長官の議会証言や英の総選挙など重要イベントを8日に控えているからかその後はじわじわと下落する展開で、14時までは前日終値である19,984円を挟む動きに終始。

しかし14時前にドルが急落し109円台半ばになると株も売られ、終値は前日比75円安の19,909円と終値で20,000円を超えることはできませんでした。

今日はやや円高株安ではあったものの、安心感が広がれば再びドルが買われることが示されたとも考えられますので、コミー元長官の議会証言が終わり英の総選挙の大勢が判明する9日になれば再び円安株高になるような気もします。

コミー元FBI長官の議会証言も波乱なく終わりそうな情勢ですし、一時は混戦が予想されていた英総選挙も現在はメイ首相率いる保守党がリードしているとあって、最近の円高株安もそろそろ底を打つのかもしれません。

ただ、来週火曜水曜(13、14日)には連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されますので、今度はこれを警戒する動きになるかもしれまんせんが。

ドル円110円、日経20,000円回復は時間の問題か

ドル円110円と日経平均株価20,000円回復はいつになるのか…というか、今日の時点ですでに一時的にこれを回復してるんだけどね。

ここ最近台頭していた政治リスクに対する悲観的な見方も徐々に後退してきており、色々な重要イベントを通過する明日にも終値ベースでドル円110円、日経平均株価20,000円を回復するかもしれません。

2017年6月8日 日経平均株価

一昨日に書いたように青〇の窓をほぼ埋め(厳密には9円埋めていない)、しかも直下には緑線25日移動平均線が走っていることから、そういった意味でもそろそろ反発が近い気がします。

一方で問題は5月上旬から円高に転じ一向に回復しないドル円相場。

今日の相次ぐイベント消化後は110円を回復しても不思議ではない米ドル円相場ですが、円安傾向が継続するかどうかは不透明。

今日に入って米長期金利が上昇しているため現在の米ドル円相場はやや円安傾向にあるものの、この長期金利も長期的には下落傾向にあり今のところ底を打った気配はありません。

6月利上げが確実視されている今にあってもこれですから、今後利上げペースが緩んでくるようだと一段の下落と円高の可能性も。

NYダウが史上最高値付近にあること、日経平均株価に割安感があることなどから株式市場の雰囲気は悪くないものの、ドル円相場が足を引っ張る可能性も視野に入れておいた方が無難か。

とはいえ、投資家動向では外国人投資家が9週連続で買い越しているなど強気の材料も多いため、円相場を睨みながらも押し目では買っていくというスタンスが良いのかもしれません。

ただし、去年英が国民投票でEU離脱を決定したように、今回の英総選挙で保守党が負ける番狂わせが起きないとも限りませんので、万が一の事態も想定しておくべき。



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