勝手に相場観

2017.06.13  6月FOMCに過度な期待は禁物か

先週末、ダウ工業株30種平均(NYダウ)は再び史上最高値を記録しながらも、13、14日の日程で開催される連邦公開市場委員会(FOMC)を睨んでか米ドル円相場は110円台前半と盛り上がりに欠けました。

そういったこともあって昨日月曜日の日経平均株価は104円安の19,908円と再び20,000円を割り込んだものの、指数への影響が大きいファナックやファーストリテイリングなどが大きく値を下げたため、全体で見れば104円安という数字ほど下がってはいなかった印象。

その後、12日の夕方に米ドル円相場が110円を割り込み、今日の東京市場も終始110円を挟む動きになっていましたが、割安感や米利上げへの期待もあってか日経平均株価の終値は前日比9円安の19,898円。

なんだかんだで底堅いな。

とはいえFOMCを控えた現在積極的に買っていくような流れは考えづらく、明日14日は結果が発表される前とあって方向感の定まらない展開になりそう。

明日14日の米時間は重要指標目白押しで、21:30に小売売上高と消費者物価指数が、そして日付が変わり日本時間15日3:00からFOMCの結果発表とイエレンFRB議長の会見があります。

利上げに関してはほぼ100%実施してくるでしょうが、その後の利上げペースがどうなるかは見通せない状況が続いており、今回のFOMCである程度方向性が示されることが期待されています。

年内あと2回やりそうな雰囲気なら一気に円安に傾く可能性も考えられるものの、現状ではあと1回あるかどうかが焦点。

最近の米の動きを見るに、タカ派的な発言は控えられそうな気も…仮に今回のFOMCで利上げ打ち止めとなるようだと、さらなる円高になる可能性も視野に入れておかなければなりません。

  テクニカル的には微妙

書くことなくなるからもっと動けよ!

…と心の中でつぶやくどころか、ほの暗い室内でディスプレイに向かってブツブツ呟いてしまうほど動意に欠ける相場。いやもう傍から見たら完全に犯罪者予備群ですよ。

まあ動きが少ないながらも、今日の日経平均株価は重要な局面に差し掛かっていると見てよさそう。多分。

2017年6月13日 日経平均株価

昨日、そして今日は明らかに緑線25日移動平均線を意識した動き。先月31日も25日線を支持線として反発に転じていることから、ここを維持できるかどうかは非常に重要ですよ。

昨日の時点で青○の窓も埋め、早ければ明日にも大きく反発してくるかもしれません。

上では明日はFOMCを前に方向感定まらないとか書いてたじゃん」と思ったあなた、世の中は常に動いてるものなのですよ。それに複数の予想書いてた方が当たりやすいしな。

しかしドル円相場は相変らず微妙。

2017年6月13日 ドル円

短期から長期までの移動平均線すべての上に位置している理想的な形の日経平均株価に対し、米ドル円相場はすべての線の下に位置しており、現在は赤線200日移動平均線に頭を押さえつけられている状況です。

“すべての線の下”とはいっても、25日線や75日線はまだ200日線の上に位置しているため、それほど悲観する状況ではありませんが、これらが200日線を下回ってくるようだと円高は長期にわたる可能性も。

現在25日、75日線は下向き、200日線は上向きと中長期のデッドクロスに向かってまっしぐら状態なので、そろそろ円安に傾いてくれないと嫌な感じになりそう。

今日13、14日の日程でFOMCが、14、15日に英中銀の金融政策委員会が、そして15、16日には日銀の金融政策決定会合が開かれるなど、為替相場に直接影響を与えるイベントが盛りだくさん。

とはいえ一部で出口に関する報道が出た日銀に関しては、まあなんだかんだで現状維持かつ無風になるだろうし、英も金利据え置きになると見られています。

やはりカギはFOMCだな…

前回も書いたように、私はFOMC後も急激な円安は望めないと見ていますが、もし一気に円安に振れたら何事もなかったように「利上げで円安!」とか書くんだろうから、まあ生暖かい目で行方を見守っておけ。


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