勝手に相場観

2017.07.08  射程に捉えたドル高値と日経年初来高値

注目されていた米6月雇用統計が7日発表され、非農業部門雇用者数は市場予想の17.9万人増を上回る22.2万人増となり、4月5月分も上方修正されたことから利上げに対する期待が膨らみドルが買われる展開に。

6日に発表されたADP民間雇用者数は弱かったのに…やっぱヤツはあてにならんな。

これを受けて円安進行した米ドル円相場は一時114円台を回復、今週の取引終了時点でも113.91円と大きく円安に振れています。

ダウ工業株30種平均(NYダウ)も94ドル高と上昇し、シカゴの日経平均先物も金曜日の日経平均株価の終値より111円高い20,040円まで買われたため、週明け月曜日は大幅上昇となりそう。

今のドル円相場の水準以上で推移するなら200円高くらいは想定しておくべきか。

今回の雇用統計、非農業部門雇用者数は強かったものの、失業率は0.1%悪化し4.4%、賃金の伸びも市場予想を下回る結果になるなど、若干ながら弱さが見えたのも確か。

ただ、この程度の弱さは想定内と思われ、利上げ観測を背景に円安ドル高の流れが継続する可能性は高そうです。

5月半ばから6月半ばにかけては円高進行するも日経平均株価が踏みとどまる展開でしたが、今現在はその逆で、円安にもかかわらず株価が上昇しきれない展開が続いており、帳尻を合わせているようにも見えます。

7月も中旬に差し掛かり、そろそろ円安を反映した株価になっていくのではないかなーと感じる今日この頃。来週は取引時間中の年初来高値である20,318円や終値ベースでの20,230円を試す展開もあるかも。

ドル円114.36円がひとつの目安に

6月中旬から順調に円安進行している米ドル円相場は大きな節目に近づいています。

2017年7月7日 米ドル円

金曜日のドル高値は114.18円、今週取引終了時は113.91円と、青○の5月11日高値114.365円が射程圏内に入っています。

今の勢いが継続するなら来週早々にもこれを突破するのは確実。これを超えれば円安トレンドはより強固なものとなり、次は今年に入って壁として立ちはだかる115円が視野に入ってくるはず。

その頃には日経平均株価も年初来高値を更新しているでしょう。

とはいえ、その日経平均株価のテクニカルは微妙。

2017年7月7日 日経平均株価

木曜日の段階でこれまで支持線となっていた緑線25日移動平均線を若干割り込んだものの、金曜日に上昇すれば十分リカバリーは可能だと感じていました。しかし金曜日も64円安と続落したため、明確に同線を下回る結果に。

週明け月曜日は大幅に上昇して始まることが予想されますが、現状シカゴの日経平均先物が20,040円。一方で25日移動平均線があるのは20,050円付近。

前述の通り米ドル円相場が114円付近にあるなら25日線を再び上抜いて引ける可能性が高いものの、もし終値で25日線を抜けないとなるとちょっと嫌なムードが漂いそうな気もします。

今のドル円相場の勢いを考えれば株価が大幅下落するということもないでしょうから、安心はしていますが…

来週は米ドル円114.36円、日経平均株価の年初来高値更新も十分ありうると見ています。ただ、北の豚が早期に核実験を行うのではないかという見方もあり、そっち方面の不安は拭えません。

まあ、仮に核実験を行ったからといって米が軍事行動を起こすようなこともないでしょうし、市場に大した影響はない気もしますけどね。

…舐められてるなぁ…



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