勝手に相場観

2017.07.25  FOMCの結果待ちで市場は小動き

…ドル、しょっぱいな…

今月12、13日に行われた米連邦準備制度理事会(FRB)イエレン議長による下院上院での議会証言で利上げに対する慎重な姿勢が示されたのをきっかけに、一気に円高の流れになっている米ドル円相場。

それまでの急激な円安が嘘のような円高っぷりに、ハシゴを外された感満載。

「なんだよ!あの時の情熱はどこいったんだよ!」と、白髪の老熟女とのひと夏の恋の終わりに絶望する野郎共が続出しているとかいないとか。

そんな感じで、これまでの強気な姿勢から一転慎重な姿勢に舵を切ったFRBならびに白髪熟女…もといイエレン議長ですが、この流れはしばらく続くのでしょうか?

それをうらなう上で重要になりそうなのが本日25日、26日の日程で開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で、この内容によって為替相場は大きく動くと推測されます。

今回のFOMCで利上げが行われる可能性はゼロですし、イエレン議長の会見もないことから、大きな動きに繋がりやすい3、6、9、12月のFOMCに比べ7月の注目度は本来低いのですが、市場が利上げに懐疑的になっている今、方向性を見極めるにはこれしかないという状況か。

円高に加えFOMCを控えているとあって今日の日経平均株価は前日比20円安の19,955円と3日続落。

米ドル円相場は日中こそ111円台前半を回復していたものの、午後に入ってドルが売られだし現在は110円台後半で推移しています。

救いは株価が底堅い事。7月12日以降米ドル円相場は3円を超す急激な円高になっているにもかかわらず日経平均株価は250円程度の下落に収まっており、押し目買い意欲は極めて強いことが伺えます。

7月2週は外国人投資家の買い越し額は1700億円と久しぶりに大きな買い越しとなっていることからも、外国人が買い支えているのかな?

ただ、市場は閑古鳥が鳴いている状態で、7月に入ってから日本株は出来高、売買代金共に低調な推移を続けています。市場の活況・不況がアクセス数に如実に表れる当サイトも厳しい限り。

FOMC後の動きは混沌としている

最近は目立った材料がない中、市場の注目は米の利上げやバランスシートの縮小に集まっていて、とにもかくにもFOMCの結果が出ないことには今後の動きが予測できない。

…まあ、私レベルになると万年予測不能だが、FOMCで方向性が示されれば予想が当たる確率もちょびっとくらい上がる可能性が示唆される方向に頑張って進んでいきたい雰囲気が漂うという噂。

現状では12月に利上げが行われるのではないかという見方が大勢ながら、市場の注目はどちらかというと利上げよりバランスシートの縮小にあるよう。

バランスシート縮小は金融緩和によって増え続けたFRB保有の国債や住宅ローン担保証券を段階的に減らしていこうという動きで、これが現実味を増すと米はドル高株安に振れるというのがセオリー。

ただ、ことはそう単純な問題ではなく、長期金利上昇で日米の金利差が広がり円安ドル高になるという見方もあれば、長期金利上昇で利上げを行いづらくなり円高ドル安になるという見方もあり、結局よく分からん。

テクニカル的にも大きな動きはないし、ここは素直にFOMCの声明を待ちたいところ。大きなサプライズがなければ安心感から円安ドル高に振れてもおかしくないと感じていますが…

上でも書いたように日本株は非常に底堅い動きとなっていますが、見方を変えれば為替相場に対し過剰に株が買われているとも。

日経平均のPERはいまだ14倍台前半と割安水準ではあるものの、米の金融政策の動向はこの割安感を吹っ飛ばすくらいの円高をもたらす威力を秘めていますので、過信は禁物なのかもしれません。


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