勝手に相場観

2017.07.27  日経平均は三角持ち合いと25日線に注目

注目されていた米連邦公開市場委員会(FOMC)では、バランスシート縮小を行う時期を「比較的早期」とし、利上げの時期については見方が分かれる結果に。

これに対する市場の反応は円高で、日付が変わるころには112円台前半まで円安進行していた米ドル円相場は一気に111円台円半へ。今日の東京市場では一時111円を割り込み110円台に突入する場面もあり、今現在は若干持ち直して111円台前半に。

しかし、日経平均株価は取引開始直後こそ円高や日経平均先物の下落を受けてマイナス圏で推移したものの、その後は持ち直してプラス圏に突入、結局終値は前日比29円高の20,079円と続伸しました。

さて、FOMCが比較的早期と発表したバランスシートの縮小。市場では9月に発表した後縮小を開始すると見られる一方で、利上げに関しては12月とも年内見送りとも。

バランスシート縮小は事実上の金融引き締めであるためドル高要因になりそうな気もしますが、FOMCの生命が発表された直後からドルが売られている事を考えるに、市場はハト派的と判断したのかな?

昨日は久しぶりの大幅上昇となった米ドル円も、今日の円高で行って来いになってしまいました。だからといってさらに円高に振れるかと問われればそれも微妙。

まあ、ダウ工業株30種平均(NYダウ)は史上最高値を更新しているし、米はまだまだ強気に行きそうな展開?明日は米でGDPや個人消費、ミシガン大学消費者信頼感指数などが発表されるので、とりあえずはそれを見極めるべきか。

また、前回も書きましたが日経平均株価の底堅さも相当なもの。

4〜6月期の決算発表が本格化してくるので個別で見ると大きく乱高下する可能性はあるものの、全体的な流れとしては非常に底堅いので、こういった時は日経平均株価に連動するインデックスファンドでも買っておけば安心…なのか?

日経平均株価は非常に底堅いが…

7月11日に114.49円まで円安になった米ドル円相場は翌12日から一気に円高に転じ、一時110円台に突入する展開になっていますが、そんな中でやたら底堅いのが日本株。

2017年7月27日 日経平均株価

ドル円相場が108.83円という安値を付けた6月14日から7月11日まで5円以上円安になった際、日経平均株価はほとんど上昇しなかったのですが、一転急激な円高になっても大した反応を示さない。

いわゆるマグロ。海へ還れ。

かつては恐ろしいほど相関性が高かった米ドル円相場と日経平均株価も、ここ2ヶ月ほどはよそよそしい関係になっている。そりゃ不感症にもなる。

お陰で異様に小動きなレンジ相場となっており、見ようによっては三角持ち合いにも。

2017年7月27日 日経平均株価の三角持ち合い

すでに先っちょが精一杯(懐かしい)なので数日以内にどちらかに抜けることになるでしょう。それによって方向感が示されればいいが…

現在は25日移動平均線での攻防となっていて、今日は一時同線を上抜くもその後上げ幅を縮小したため、20,080円にある25日線に対し終値は20,079円と押し返された格好になっています。

あまりにも動意に乏しすぎて予測は難しいものの、とりあえず三角持ち合いと25日線の攻防を意識しておくといいかもしれません。



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