勝手に相場観

2017.08.08  雇用統計の神通力続かず 盆明けまで小動きか

暑いのぉ…

先週金曜日に発表された米雇用統計では全体的に強い結果が示されたとあって米株は上昇、米ドル円相場も一時111円台を回復するなど円安株高の流れになり、週明け月曜日の日経平均株価は103円高と大きく上昇し20,000円を回復しました。

しかし、雇用統計によってここから米の利上げ観測にやや強気な見方が台頭するかと思いきや、どうもそんな雰囲気でもないらしい。

今日の日経平均株価は前日のダウ工業株30種平均(NYダウ)の上昇や110円台後半で推移する米ドル円を好感して小幅高で始まったものの、その後はドル円が110円台半ばになるなどの影響で下落に転じ、終値は前日比59円安の19,996円。

何この2万円LOVE。どうしても20,000円から離れたくないらしい。

企業決算は強弱まちまちながら全体的に見ればまあまあ好調といって差し支えなく、株価が停滞する中で比較的好調な決算発表により日経平均の全体的なPERはじわりと下がってきて割安感が強まってきている。

でも買われない。

最近の出来高や売買代金の低調っぷりが酷いことも一因か。下落するパワーも上昇するパワーもなくだらだらと推移している感じ。今週11日山の日から日本ではおヴォン休みに入るので、この流れは当面続くかもしれません。ちゃんと唇噛んで発音しろよ。

円安が一向に進まない原因には、好調な米雇用統計を受けても一向に盛り上がりを見せない米長期金利も背景にあると見られ、手詰まり感が凄まじい。

今週には企業決算がほぼ出揃うので、おヴォヴォヴォ…お盆休みが終わる頃には改めてPER的な割安感が意識され上昇に転じる可能性もありますが…

状況としてはいつ買われてもおかしくないはずなのですが、それでもこれだけ上値が重い原因として考えられるのは、やや円高傾向の米ドル円と…なんだ?

日経平均株価の7月月間の変動率は歴史的な低さらしい。こんなつまらない展開を続けていくと投資家はどんどん逃げていくぞ。

動かなすぎる相場に予想も停滞

もうね、ここまで相場が動かないとテクニカルとかアレですよ?

ぶっちゃけチャート掲載するのも面倒くさいのだが、状況を説明するには画が欠かせないので載せますよ、ええ。

2017年8月8日 日経平均株価

日経平均株価は見ての通り緑線25日移動平均線に絡みつきながら推移しており、値動きが小さい事から短期線である5日移動平均線に対しても同様の動きになっています。

で、この25日線がある水準というのは20,040円付近なのだが、一目均衡表の雲の上限もほぼ同じ水準で横に伸び、20,000円という大きな節目も相まって、本来支持線や抵抗線として意識されるはずのメド上をずっと推移している異様な状況

日経平均株価はもう少しすると青線75日移動平均線が接触してくるので、ここで何らかのアクションに期待したいところ。

ちなみに今日あたりから雲が急激に細くなっていくので、セオリー通りなら支持線としての力が弱まる恐れがあります。ただ、状況的にはどう考えても売り込んでいく場面ではないため、なんだかんだ言いつつも底堅い展開は続くと見るべきでしょうか。

一方で注意すべきはやはり米ドル円の動き。

強めの雇用統計によってドルが一気に買われた勢いはあっという間に止まり、円やユーロに対して再びじわじわと売られだしています。

あの雇用統計を受けてもこの動き…今週11日金曜日には米で消費者物価指数が発表されますので、まずはここに注目といったところでしょうか。

株価に関してはこれといって下げる要因が見当たらないものの、米ドル円はなんとも不透明な状況で110円割れの可能性も十分残されています。

そうなれば結果として株価にも影響を与えるわけで…盆休みも近い事ですし、ここは方向感が出てくるまで様子見を決め込んだ方が良いような気がします。

…毒にも薬にもならんクッソ役に立たない見通しですまぬ。



あわせて読みたい関連記事



カテゴリ一覧

総ページビュー
ユニークアクセス