勝手に相場観

2017.08.15  北朝鮮への懸念残るも相場は底打ちか

今日の日経平均株価の終値は前日比216円高の19,753円

北朝鮮がグアムへのミサイル発射を示唆したことによって、株価・ドル共に急落していた市場ですが、米が態度をやや軟化させたことによって地政学的リスクが後退、それを好感して今日は幅広い銘柄に買いが入りました。

何この恐ろしいほど予想通りの展開…北朝鮮の思う壺だな。

一時は108円台に突入した米ドル円相場も、今日の東京市場開始に合わせるかのように110円台を回復、現在は110円台前半で推移しています。

本日15日は北朝鮮では祖国解放記念日とあって「これに合わせて何か行動を起こすのでは」という懸念もあったものの、今のところそういった動きはないよう。それもあっての円安株高と見るべきか。

ただ、周辺では色々とあわただしくなっているの確か。

北朝鮮でミサイル発射台の準備が行われている見られる動きを観測したと米が明らかにしており、米国防長官であるマティス氏は「米国を攻撃すれば戦争の始まりだ」と述べるなどキナ臭い動きは継続。

まあ、グアムに直撃したり人的被害が出たりした場合限り戦争に言及しているので、裏を返せば周辺海域に着弾程度では攻撃しないことになるか。一見強硬なようで、ある程度の妥協を暗に示しているようにも見える。

一方で、北朝鮮支援国…分かりやすく言うと豚の飼い主である中国が北朝鮮からの鉄鉱石や海産物などの輸入を停止する新たな制裁を15日から行うと発表している。

もちろんこれは表向きの対応で、裏から支援を続けるのは目に見えているので、実質は何の制裁にもならないんだろうが。

とりあえず軍事衝突の懸念は後退したものの、21日からは米韓合同軍事演習が予定されているなど、北朝鮮をめぐる動きには注意が必要です。

相場的にはお盆前のドル円108円台や昨日の株価下落が底だと思われるけどね。

株価やドルは底を打ったと見るべきか

北朝鮮に対する懸念が後退したことで大幅に反発した15日の株価や米ドル円相場ですが、今後はどういった展開が予想されるのか?

2017年8月15日 日経平均株価

日経平均株価は昨日、今日と窓を空けて上下していて、こういった場合って窓を埋めたと判断するべきなのかどうか迷うよね。±ゼロ的な感じいいのか?

何はともあれ昨日の安値19,486円が底になると思われ、今後は青線75日移動平均線緑線25日移動平均線がある19,900〜20,000円を目指していくと見られます。

一方の米ドル円相場は…

2017年8月15日 米ドル円

ドル円は青線のネックラインで踏みとどまった上で反発に転じているため、日経平均株価以上に安心感が強い印象を受けます。

とはいえ、ここからガッツリ円安になっていくかどうかはまた別の話。

北朝鮮の陰に隠れてしまったが、11日に発表された米の消費者物価指数は前月比で0.1%上昇したとはいえ概ね市場予想を下回る結果となっていて、予想されている12月の利上げに対する見方もやや慎重なものに。

米長期金利にしても、北朝鮮の問題が表面化した11日に比べれば上昇しているものの、懸念で下落した分を取り戻したに過ぎない点にも注意。

このまま円安になったとしても、短期的に抵抗線として意識されている111円の節目あたりで押し返される可能性が高く、しばらくは110円を挟んだ動きに終始するのかもしれません。

株価にしろドルにしろ一連の北朝鮮問題で下落した際の安値が底とは思われるものの、ドルに関しては積極的に買われるほどの材料は見当たらないため、「やたー、底付けたー!」と喜び勇んで飛びつくと悲しい感じになるかも。

ただ、日経平均株価に関してはPER的に14倍ちょうどくらいと割安感があるので、上昇余地は十分にある印象を受けます。先の決算発表で好業績だった銘柄を中心に物色すると幸せになれるか。


お盆休みも終盤に差し掛かり、そろそろ憂鬱な気分になってきている人も多いかと。

しかも関東では8月に入ってスッキリしない日が続いており、モヤモヤしたまま仕事再開なんてことになりかねない。

自宅で作業していることが多い引きこもラーの私としては雨は嫌いじゃないが、ここまで曇りや雨が続くとうんざりしてきます。野菜や新米の高騰も懸念されるなどろくなことないしな。

ああ、今年も夏を満喫できなかったな…


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