勝手に相場観

2017.08.01  米ドル円110円割れ目前 円高どこまで

今日の日経平均株価の終値は前日比60円高の19,985円。

じわりじわりと進む円高を受けて小安く始まった日経平均株価でしたが、その後は好決算を発表した銘柄など決算への思惑もありプラス圏を回復。引け間際には一時20,000円を回復する場面も見られました。

米ではダウ工業株30種平均が5日続伸、4営業日連続で史上最高値を更新と堅調そのもの。含み益を増やした海外投資家が日本株を購入するなどの好影響が期待される一方で、米ドル円は売られる展開に。

GDPは順調に伸びており企業決算も比較的順調、原油価格も上がってきている、しかも利上げは遅れそうとあって米株価は非常に強い動きになっていますが、利上げ観測の後退を受けてかドルは売られる一方。

今日は昼頃に一瞬109円台に突っ込むなど依然ドル売り圧力は強く、今現在は110円台前半とやや持ち直してはいるものの、予断は許さない状況。

今週4日には7月雇用統計が発表されるとあって、これに対する思惑で神経質な展開も予想されます。

最近これといった取引をしていない私。そろそろ買いたい欲求が溜まってきている。

しかし「もう毎日の相場に一喜一憂するのは疲れたよ…」と老化現象が見え隠れしている現状、果たして何を買うべきかと。

好業績で株価も比較的安定しており、かつ配当利回りが5%近くとクソ高い日産自動車あたりを仕込み、あとは縁側で猫とまったりしながらお茶を飲もうかと思案したりしなかったり。

でもこの円高な状況で自動車株とか、きな臭い香りしかしない。

  円高はどこまで進むのか?

日本では4〜6月期の決算発表が本格化しており、その明暗は株価にハッキリと現れています。しかし個人的にはそれより円相場の方が気になる。

2017年8月1日 米ドル円

米ドル円は見事なダブルトップの形を作っており、仮のこのまま円高が進むならネックラインとなるのは109円付近。厳密には6月14日のドル安値108.83円が下値のメドになります。

これを割り込むと4月17日の108.13円が視界に入ってきますが、これはあくまでも円高が進んだらの話。

逆に円安に振れるとすれば7月26日の112.18円がまずはメドになるでしょう。しかし現在の動きを見るにここまで円安になるには、4日の雇用統計を含め米指標に利上げ観測が強まるくらいの結果が求められると見ています。

現在の日本株は割安感や出遅れ感もあって非常に底堅い展開が続いていますが、多くの企業はドル円の想定レートを105〜110円くらいに設定しており、110円を割り込むと業績に対する影響を懸念する向きも強まりそう。

米ではインフレ率が伸び悩み、さらなる利上げを行うための根拠が失われつつある上に、トランプ政権の政治不安も付きまといドルを積極的に買う状況にありません。

今日は米で物価を示す指標の一つ「PCEコア・デフレーター」が発表され市場予想は年率1.4%増で、これを上回ればドル買い、下まわればドル売りになると予想されます。

今のところ110円が支持線となっているものの、もしかしたら今日の夜にも再び109円台を試すかもしれません。


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