勝手に相場観

2017.09.07  外国人6週連続売り越し 200日線の攻防へ

相変わらず北朝鮮問題はごたごたしていますね。

3日の核実験を受けて国連安全保障理事会において米が示した決議案は、石油禁輸や金正恩の資産を凍結、資金源になっていると見られる北朝鮮労働者の雇用禁止などこれまでにない厳しい内容になっているようですが、中露の反発は必至で最終的にはしょぼい内容になるんだろう。

ならず者国家の中国ロシアが拒否権持つ常任理事国という時点で国連形骸化してね?

問題は米が出したこの決議案を受けて北朝鮮がどういった反応を見せるか。米に対して色々なプレゼントを用意していると発言していることから市場も気が気でない。

米の気を引きたくて北が必死のプレゼント攻撃…モテない男みたいで気持ち悪い事この上ないな。まあ実際気持ち悪い体型と顔をしているが。

北朝鮮問題に際しこんな応酬を繰り広げている状況でドルや株を積極的に買う動きになるわけもなく、日経平均株価や米ドル円相場は9日の北朝鮮建国記念日を睨みかなり神経質な動きになっています。

だからといってドルや株をガンガン売っていく流れかというとそうでもない。

6日未明に米ドル円相場が108円台に突入した時は「おいおい」と思ったが、今日の未明には急激な円安によって109円台を回復していますし、でもまたじわじわと円高になってきているし…身動きが取れないと言ったほうが適切か。

今日は欧州中央銀行(ECB)が政策金利を発表するというイベントがあるものの、現状維持が予想されており大きな材料にはなりにくく、米に関しても今週中に相場を動かすような指標は存在しない。

となれば、注目は自然と国連や北朝鮮の動向になってきますよね。

記事を書く方としても最近北朝鮮の話題ばかりでうんざりなんだが…まあ、来週になれば建国記念日は通過しているし、19、20日に行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)が近くなってきますので、もうちょっと建設的なことも書けるのかなと。

外国人の売り越しが続いている

北朝鮮の挑発がエスカレートしている状況を考えると、日本株や為替相場は大きく値を崩すわけでもなく踏ん張っているなという印象を受けます。しかし外国人投資家は6週連続で売り越している

外国人からしてみれば北朝鮮リスクの真っただ中にある日本株をわざわざ買うような状況にないという判断のようで、まあ至極真っ当。

じゃあ誰が株価を支えているのかというと、個人だったり国内の金融機関や法人だったり…外国人がせっせと売っているものを国内で買っている状況が見て取れます。

日本株売買の6割を占める外国人投資家が日本の相場を作り出していると言っても過言ではないため、連中の売り越しは不気味ではあるものの、外国人に比べ長期的に保有する傾向のある国内投資家が買っているということは、そこそこ底堅いのかもしれない。

ただ、最近懸念していた200日線割れが現実のものとなってしまいました。

2017年9月7日 日経平均株価

赤線200日移動平均線は去年10月に上抜いた後は、米大統領選でトランプ氏が勝利した時の乱高下を除き常に一番下で相場を下支えしていた上昇トレンドの象徴的な存在。

これを下抜くとなると、「相場の潮目が変わったのかな」という気分になる。

割ったといってもまだ“だまし”の可能性があるので、もう少し動きを見極める必要があるものの、短期的に昨日の安値19,254円を割り込むようだと一気に19,000円が現実味を帯びてくる。

北朝鮮問題がひと段落すれば再び円安株高になるのではないかという期待はあるものの、米の利上げムードが盛り上がらない現状を見るに、地政学的リスクが去った後の安心感も限定的なのかなと感じます。

とりあえず9月9日の北朝鮮建国記念日を通過すれば…と思っていたら、今度は10月10日の朝鮮労働党創建記念日がうんぬんという話が出てきたりして、「それ言いだしたらきりがないじゃねぇか」というツッコミを入れたくなる。

せっかくだから正恩ちゃんの誕生日に米から爆撃をプレゼントしてやったらどうだ?



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