勝手に相場観

2017.09.28  米ドル円の上値メドは114〜115円付近

市場が注視していた日本時間27日の米連邦準備制度理事会(FRB)イエレン議長の講演では「インフレ率が目標の2%に戻るまで金融政策を据え置くのは賢明ではない」といった発言などを材料視し12月の利上げ観測はより強まる結果に。

この発言は「2%にならなくても利上げしますわよ」ということを示唆しており、インフレ率が年率で2%を切っている現状においても適切な利上げを行っていくという姿勢の表れでもあります。

一方で利上げペースに関しては「緩やかになりそう」とも発言するなど、来年以降の利上げは不透明な情勢か。

何はともあれ目先の利上げ観測が強まったこともあって米ドル円相場は113円台を回復、それを受けて今日の日経平均株価は前日比96円高の20,363円と反発して取引を終えています。

米の利上げ観測が一気に強まったことから円安に関しては114〜115円までの上昇余地はあると見ていますが、日本の政局が微妙な情勢になってきているのは不安材料かと。

小池都知事が代表を務める希望の党に民進党が合流するという状況は何とも不気味。毎日新聞の調査では衆院選の比例代表の投票先は自民が29%なのに対し希望の党は18%と善戦。次いで民進党が8%であることを考えると、希望+民進で26%。

これはあまりにも乱暴な計算だが、無党派層に限っては自民と希望が拮抗するなど、つい数日前の「どうせ自民圧勝だろ」的な雰囲気から一変してきています。

与党勝利なら株価や米ドルは上昇傾向が予想されるものの、仮に敗北となれば市場が荒れることも想定されます。

小池都知事の政治姿勢は保守と見られるため、基本的には民進党ではなく自民党寄り。しかし自民党との対立姿勢を明確にしていることから、少なくとも選挙中は自民党の「敵」と見なされるでしょう。

野心ばかりが先立ち何をしたいのかさっぱり分からない小池都知事率いる希望の党と、かつてクソ政治を披露した“烏合の衆”民進党…こいつらが大幅に議席を伸ばしたら日本にとって大きな損失になりかねんぞ。

まあ自民党もいい具合に腐ってるけどな。

とはいえ、知名度やパフォーマンスに騙されて何も考えずに投票してしまうのが日本の有権者なんだよね。国民そっちのけの議員や党を含め政治のレベルが伺える。

米ドル円相場はそろそろ頭打ちか

ここまで順調に円安進行してきた米ドル円相場。

12月利上げ観測が強まったことが最大の要因で、このまま一気に円安トレンドに乗せてきそうな印象を受けます。

2017年9月28日 米ドル円

しかし米ドル円相場は今年に入ってから114〜115円に明らかな壁が存在し、また直近2回のドル急騰時は5〜6円の円安後、急激な円高に見舞われています。

そのパターンに当てはめるなら上昇余地は114円くらいまでで、その後は再びドル売りに押されても不思議ではない。

米の12月利上げが徐々に織り込まれ、イエレン議長の発言からは来年からの利上げペースは不透明かつ緩やかになると見るなら、そろそろ円安の流れが止まることも想定しておくべきかと。

ただ、経験上急騰時に私が「急落注意」とネガティブなことを書いているうちは大体上昇を続けるんだよね。で、我慢しきれなくなって買うと急落するというのがお決まりのパターン。

2017年9月28日 日経平均株価

一方、日経平均株価は売り買いが錯綜している感じ。

前回「4日連続で陰線引っ張ってるよ」と書きましたが、昨日と今日も陰線で6日連続に伸ばしている。昨日今日に関しては下ヒゲが長い事から買い意欲の強さも伺えますが、売りものも相当出ていると推測されます。

似た形となっている4月下旬の上昇時に当てはめれば1つめの窓埋めが完了するあたりまで一度は下落しそうではある。一方で急騰による利益確定などの売りものをこなしてきているので、そろそろ上昇しそうでもある。

つまり、上昇もしくは下落するだろうという予想

この予想、100%当たる自信があるぜ〜。私もとうとう神の領域に達してきたか。


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