勝手に相場観

2017.10.05  雇用統計と北リスク重なるも円安株高見通し

明日6日に発表される米雇用統計に先立ち4日には9月のADP民間雇用者数が発表され、市場予想の13.5万人増に対し結果は13.5万人増とピタリ賞な結果に。ただし8月分に関しては23.7万人増から22.8万人増に下方修正されています。

予想どおりとはいえ「普段であれば市場予想の数字は18万人前後なのに、なんで今回はこんなに少ないんだ?」と疑問に思い調べてみると、8月末から9月にかけて米を襲った超大型ハリケーン「ハービー」と「イルマ」の影響によって雇用が押し下げると見られていたかららしい。

6日発表の米雇用統計も同様にハリケーンの影響が懸念され、市場予想は前月比8万人増とかなり慎重な数字になっています。

数字だけ見ると不安を覚えるかもしれませんが、ハリケーンの影響は一時的である上、復興需要も見込まれるなどプラスの面もあるため悲観する必要はないかと。

またADP民間雇用者数の後に発表された非製造業景況感指数は市場予想を上回っていますので、そういった面でも雇用の落ち込みは一時的なものと見ていいでしょう。

しかし市場は明日の雇用統計を警戒してかやや神経質な動きとなっており、今日の日経平均株価の終値は1円高の20,628円と小幅ながら4日続伸。一方の米ドル円相場は円高に振れ112円台半ばで推移しています。

今回の雇用統計はハリケーンの影響もあってあまり参考にならないため、仮に市場予想を下ブレしても12月利上げの見通しに影響が出ることはないかと。

明日、雇用統計に対する警戒感が広がって下落するのであれば少し拾ってみても面白いかもしれません。

北朝鮮の挑発で下落するなら買い

米雇用統計後は安心感が広がって円安株高に振れる可能性が高いと見られますが、来週になると10日の北朝鮮労働党創建記念日が視野に入ってきますよね。

…というか、日本では9日が体育の日で祝日になるため、明日の取引を終え次に日本市場が開くのは10日。つまり、明日は夜に発表される雇用統計とミサイルが発射されるかもしれないという2点を睨んで取引する必要があります。

常識的に考えれば見送りや様子見がベターだが、10日までに北朝鮮がこれといった行動を起こさなければ週明けに株価やドルが急騰する可能性もあり、何とも悩ましい。

しかし10日朝とかにミサイルを発射しようものなら押し目を作る可能性もあるし…まあ、仮にそうだとしても1日2日で戻すだろうから、あまり気にする必要はないか?

前述したように、雇用統計や北朝鮮を警戒して明日株価やドルが下落するなら余力を残しつつ少し買ってみて、週明けに下落するなら買い増し、上昇するなら利益確定という方法も良いのかなと。

日本の衆議院議員選挙は先行き不透明も、メディアは小池バッシングに動きだしているように見えるし、なんだかんだで自民党が勝つか。そう考えれば選挙期間中の株価もそれなりに堅調と見ることができるのかもしれません。

個人的には安倍政権や自民党大嫌いの朝日やTBSが小池代表率いる希望の党を、どういった立ち位置で報道するのか興味がある。

小池都知事は右寄りの保守と見られており、「反日・売国メディア」とまで揶揄される極左の朝日やTBSにとっては面白くない存在だろうが、宿敵自民党の議席を減らすには現状希望の党にすがるしかない。

野党と歩調を合わせるかのような朝日の安倍叩きが酷すぎて、それまでずっと見ていたテレビ朝日のグッドモーニングやモーニングショーを最近は見なくなっていたが、希望の党に対するスタンスがどうなのか核にするため久ぶりに見てみようかな。

…ちと脱線しました。

テクニカル的な視点や米利上げ観測にには大きな動きはないため、短中期的な日経平均株価の目標は21,000円、米ドル円相場は114〜115円という見方に大きな変更はありません。

北朝鮮が米を本気で怒らせるようなヤヴァイ挑発を行わない限り週明けは円安株高になる可能性が高いと見られ、ここは少し強気に攻めていきたいところ。責任は持てんが。


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