勝手に相場観

2017.10.12  日経平均約21年ぶりの高値も急落に備えを

日経平均株価の上昇が止まらない。

今日の日経平均株価の終値は前日比73円高の20,954円で8日続伸。しかも終値で2015年6月24日の高値20,952円を超え、1996年以来の高値になっています。

ちなみにザラ場の高値は20,994円。高値のメドとしていた21,000円には届かなかったものの、予想以上に早くここに到達した印象。日経平均株価が21,000円になる頃には米ドル円相場は114〜15円になっていると予想していたが、蓋を開けてみれば112円台半ば。

前回も書いたように円安が進まない中で株価ばかりが上昇しているのはちょっと気になる点でしょうか。

昨日発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では12月利上げを示唆する一方、インフレ率が低迷している事に懸念を示しており、強弱入り交じった結果にドル円相場は大きく動くことはありませんでした。

それでも日本株が買われているのは12月利上げ期待に加え、22日に投開票される衆議院議員選挙で与党有利と見られているから。

一時は株価やドルの下落をもたらした北朝鮮も今は大人しくしているし、現状でドルや株が売られる材料はほとんど見当たらないですよね。

「与党有利でアベノミクスに新たな展開が期待されている」なんて向きもあるが、「選挙前は株価が上昇しやすい」というアノマリー(経験則に基づく傾向)によって買われている気もする。どっちにしろ期待感が先行している状況に変わりはないが。

21,000円はもはや時間の問題で、明日にもこれを超えてくる可能性があります。ただ、米ドル円相場が円安にならない中での株価上昇には限界がありますので、もう一段のドル買いが欲しいところ。

そろそろ下落するリスクも

私のように保有銘柄がないまま最近の株価上昇を見せつけられると「取り残された感」を感じてしまうことでしょう。私自身そうだしな。

しかしそろそろ一度は天井を打つのではないかな〜と感じています。

2017年10月12日 日経平均株価

9月11日からの急騰は9月下旬に落ち着きを見せましたが、ここにきて再び急騰し21,000円に迫っています。そしてここまでの上昇幅はおよそ1750円くらい。

予想外のトランプ大統領誕生や異次元緩和など歴史的な出来事を除外すれば、急騰時に上昇する幅は2,000円前後くらいで頭打ちになることが多く、その後は急落するパターンもまた多い。

であるなら、日経平均株価の上昇余地はせいぜいあと200〜300円くらいと見ることができ、その後の急落の可能性まで考慮するなら、今から買うのはリスクが高すぎる。

上でも書いたように米ドル円が盛り上がらないことも懸念材料で、日経平均株価のPERがいまだ15倍を切っていて割安感があるとはいえ買われ過ぎ感があります。

こりゃそろそろくるぞ、急落…という妄想でした。

下落しそうな材料はあまり見当たらないし、そもそもトレンドには素直に乗るのが相場の鉄則なんですよね。実際アベノミクス相場の時は今のように「急落ガー急落ガー」言っているうちにあれよあれよと上昇しまくっちゃったしね。

いやしかし…だがしかし…

私は買わないけど、他の人にも買わないことをおすすめするかと問われると微妙な展開。ただ、利益を出すことより損をしないことを第一に考えているスタンスであれば焦って買う必要はないかと。

衆院選前に与党の旗色が悪くなることや、米指標や金融当局者の発言によって米の12月利上げにブレーキがかかる可能性もなくはないですしね。まあ、可能性を言いだしたらいつまで経っても投資なんてできやしなけどね。


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