勝手に相場観

2017.11.08  止まらない株価上昇 中長期なら買いか

米ドル円が113円台後半〜114円台前半と微妙なラインで推移する中、昨日の日経平均株価は389円高となり、もはや手に負えない状況になりつつある株式市場。

昨日の夜からじんわり円高進行し再び113円台に沈んだとあって今日の日経平均株価の終値は前日比23円安の22,913円と反落したものの、昨日の大幅上昇による警戒感と今日の円高を考慮すれば100円以上下落してもおかしくない。だというのに23円安に収まったのはひとえに押し目買いの強さによるものか。

すごいぞ日本株。私は蚊帳の外だが…

ちなみに日経平均株価全体のPERは昨日の時点で15.34倍。15倍くらいで頭打ちになるかと思っていたが、それ以降もムキムキ上げてきています。好決算によってPERが下がりがちであるにもかかわらず、だ。

ここ最近は出来高や売買代金も盛り上がってきているなど上昇するパワーも強まっている印象。実際11月1日から7日までの4営業日で1,000円近く上昇しています。もうバカじゃないのかと。

上昇相場の中でさらに急騰する場面があると「そろそろ天井」というイメージがあるが、このへんは乗り遅れた人間のやっかみと希望的観測を多分に含んだ偏見か。

これといった売り材料がない上に企業の決算に期待が集まり、かつ日本市場に大きな影響を与える米市場も史上最高値を更新しまくっているとあって、外国人投資家を中心に買いが集中。…というか、日本国内の投資家や金融機関は売り越しているため外国人だけが儲かっている構図とも言えるでしょう。

センスねぇな国内投資家。

上昇上昇また上昇をうんざりするほど見せつけられ、国内投資家が我慢しきれなくなって飛びついたところが天井。これまで散々見てきた展開でもあります。

とはいえどこまで上昇するか見通せないため「我慢しろ」とも言えないし…6日に書いた私の予言(?)を受け入れ、資金に余裕を持たせつつ7日の寄り付きで買っていれば多少でも儲かったはずですが…ちゃんと実行しましたかお前ら?(超結果論)

もちろん私は買ってない。なぜなら自分の予想ほど信じられないものはこの世に存在しないからだ。

伸るか反るか

現状の問題は多くの投資家がこの上昇に乗り切れていないこと、そして今からでも乗っていくべきかどうかという点だと思います。

前述したように売る材料はこれといって見当たらず、目先大きな指標も特にないため短中期的にこの流れが続く可能性は高いでしょう。しかし経験則からこれだけの上昇を見せた後は急落するケースが多いのも確か。

例えば日経平均株価の週足5年チャートを見てみると…

2017年11月8日 日経平均株価

急騰後にはそれなりの急落があるのが見て取れます。

ただし多くの場合は急落後に再び上昇しており、仮に急落に巻き込まれたとしても上昇トレンドが続く限りは一定期間で戻すと見て間違いないでしょう。

そして、このチャートを見ても分かるように2012年末に自民党が政権を取り戻してから約5年間、長期的な上昇トレンドが続いています。国内外の状況を見るに当面このトレンドが変わるとは思えませんので、中長期の観点で見ればすぐにでも買うべきなのかもしれません。

でも…今回の上昇の角度ってアベノミクス相場全盛だった2013年前半よりさらに急なのよね。もうのけ反りそうな勢イナバウアー。

永遠に続く上昇など存在しないこと、上下動が激しければ反動も大きくなることは誰しもが分かっていること。それだけに大きな押し目を待ちたいと願うのは人の子として当然でもあります。

「これだけ異常な急騰なんだからそろそろ…」とみんなが感じてると思いますが、ボリンジャーバンドで見るとこれまで見事に+2σに収まっている。昨日の急騰により一連の上昇において初めてこれを上抜いて終わったが、今日はそれを修正して再び+2σに収まるなど、無規則に爆上げしているわけでもなさそう。

とはいえ急落のリスクがある現状で買えとも言えないし、だからといって様子を見ろといえば機会損失に繋がる恐れ大。

…結局「急落も見据え資金に余裕を持たせて少しずつ買っていくといいね」となる。

確実に言えることは「安全第一なら無理に買う必要はない」ということくらい。利益を求めてこの相場に飛び込むなら相応のリスクも想定しておくべきでしょう。



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