勝手に相場観

2017.11.18  米ドル円112円、足を引っ張る米税制改革

ん〜…調整は終わってないのか?

木曜日の日経平均株価は322円高となり金曜日も一時400円超上昇と急激な反発によって調整は終わったかに見えました。んが徐々に円高進行すると上げ幅を縮小し一時はマイナス圏に沈む場面も。終値は45円高だったものの市場には警戒感がくすぶっている印象か。

その流れは米市場でも変わらず、金曜日のダウ工業株30種平均(NYダウ)は100ドル安、米ドル円相場も112.10円あたりで引けています。

シカゴの日経平均先物は金曜日の日経平均株価の終値より約82円安い22,315円で取引を終えているが、このままいくと月曜日の大幅下落は避けられそうにない。

原因を見ていくと結局米の法人税減税の時期に関する懸念が根底にあるらしい。

木曜日に発表された米の鉱工業生産や金曜日の住宅着工件数など市場予想を上回っており、米景気は堅調そのものに見えますが…法人税減税の開始時期はそれほど重要だというのか。まあ企業の収益に大きく影響するだろうから当たり前かもしれないが。

ただ、これが米の景気を過度に冷やすとは思えず、減税に期待して買われていた分が下落している、もしくはこれを機に利益確定の動きが広がっている程度のものなのではないかと。

とりあえず米税制改革案は下院を通過したとのこと。上院での可決には色々とハードルがあるらしいが、これをクリアすれば再び急騰相場が現実味を帯びるでしょう。

とはいえ日本株はこれまでの旺盛な買い意欲一辺倒から戻り売りの動きも広がってきている感がありますので、オーバーシュート的な急落の可能性も想定しておいた方がいいのかもしれません。

下値のメドは移動平均線

日本企業の決算は概ね好調ですし日経平均株価のPERも14.60倍と割高感はないことから株価の調整は一時的なものである可能性が高いものの、日本株は米様の影響を受けまくるため週明けは一時的にでも下落する可能性が高い。

その目安となるのは25日移動平均線。

2017年11月17日 日経平均株価

水曜日の大幅下落から木曜日の急反発に見られるように青線25日移動平均線が支持線として意識されると思われます。

同線は17日の段階で22,057円、週明け月曜日はもう少し上がって22,100円あたりになっていると推測されますので、金曜日の日経平均株価の終値が22,396円ということを考えると下げても300円安くらいまでか。さすがにそこまでは下落しないと思いますが、来週は25日線を意識しておいたほうがいいでしょう。

また、このままいくとあと数日で5日線が25日線を下抜くデッドクロスが起きそう。デッドクロスやゴールデンクロスはあくまでも目安の一つで信頼性はさほど高くないものの、一連の上昇が5日線と25日線の短期的ゴールデンクロスや25日線と75日線の中期的ゴールデンクロスによって勢いを増していることを考えると無視もできない。

一方、米ドル円相場は111.6円あたりに75日線があるので、これ以上円高が進むようであればこれが意識されるかと。

ここのところ株価の乱高下が激しすぎて手を出しづらい状況ではあるものの、押し目買い意欲は相変わらず強いため個々を逃すと手の届かないところに行ってしまいそうにも感じる。

やはりここは余力を十分に残して少しずつ買っていく場面か。…なんかことあるごとに同じこと書いている気がしますけどね。

ちなみに私は下限21,489円の窓が埋まるまで待ちたいタイプ。これが埋まれば一連の上昇の半値押しに近い水準なので一気に反転する可能性が高いでしょう。

ただ、そんためには今の水準から900円くらい下げる必要があるのであまり現実味はなく、なが〜い流しそうめんを一番下で待つ人みたいな悲しい感じになるのは目に見えているがな。

…というか、もし私が長い流しそうめんの最下段で待っていたとしたら、仮に自分のところまで流れてきてもなんか汚らしいのでスルーするだろうな。潔癖症というわけではないんだが、なんか嫌だよね。

ただ、若いお兄ちゃんお姉ちゃんだけだったらOKかも。(変態)



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