勝手に相場観

2018.02.10  急落でPER13倍 日本株は下げ止まり予想

思いのほか戻りが鈍い日米の株価。

5日に1,175ドル安という歴史的な急落を見せたNYダウは翌日6日に大幅反発し、7日もほぼ変わらずで取引を終えたため「急落は終わったかな?」と期待を寄せましたが、8日は1,032ドル安と5日次ぐ史上2番目の下げ幅を披露。

株式市場に身を置いている人間からするとなんかもう絶望的な下げ幅な印象を受ける。しかし下落率でいえば5%にも満たないことを留意しておくべき。

1987年に起きたかの有名なブラックマンデーは今回の急落の半分程度となる508ドル安だったが、下落率で見れば22.6%。乱暴だが今の株価に換算すれば1日で5,000ドル下げたほどのインパクトとなるため、考えようによっては1,000ドルの下落などかわいいもの。

んでこのNYダウ、金曜日もステキに乱高下を繰り返し一時は500ドル超安まで売られるものの、その後は持ち直して330ドル高で引けています。

普通なら330ドル高は急騰といえるレベル。しかし1,000ドル超の下落を2発見せられた立場としては「戻りが弱い」と感じてしまいますよね。

日本株を取引する連中もそう判断したのか、NYダウが330ドル高になったわりにシカゴの日経平均先物は金曜日の日経平均株価の終値より128円ほど安い21,255円あたり。108円台後半というやや円高に振れている米ドル円相場も足を引っ張ったか。

日本は今日から3連休に突入しているため、月曜日の海外市場がどう動くかで週明け火曜日の状況は大きく変わりそう。3連休最終日の月曜夜は明日の仕事を考え憂鬱なことこの上ないのに、さらに米株価下落とかなりやがったらストレスMAXだわ。

テクニカルは無意味か

こういった急落相場になるとあまり役に立たないのがテクニカル分析。

2018年2月10日 日経平均株価

こうやってチャートを見ると赤線200日移動平均線や21,000円の節目が支持線として意識されている感はあるものの、今の下落の勢いを考えるといつ割り込んでもおかしくはない。

ただ、米に比べこれまでの株価上昇は緩やかなので、そろそろ下げ止まってもおかしくはないんだが…日経平均株価全体のPERも13.08倍まで下がり割安感モリモリ。

肝心の米株価については、どっかの記事でNYダウの直近40年の平均上昇率は9%程度と書いてあった。で、トランプ大統領が勝利してからおよそ1年で40%ほど上昇していたとも。

仮に年率10%程度まで下がると考えれば、1年前のNYダウ約21,000ドルだから、23,000ドルあたりということになる。金曜日の安値が23,360ドルということを鑑みるに、底を打つのはそれほど遠くないのではないでしょうか。

そもそも金利上昇懸念で株が売られているのにドルも売られているのは不可解な話。改めて早期利上げ観測が台頭するなら株安ドル高、FRBが利上げに及び腰になるなら株高ドル安になるのではないかと。

どちらにせよ割安感がある日本株はそろそろ下げ止まると見る。ただ、一度反発を見せても戻り売りで再び下落という可能性もあるから怖いんですよね。

底で拾いたいが、それがどこになるのかいまいち見えてこない。ここで勝負をするなら難しい判断に迫られそうだな。

日経平均株価の下値メドは引き続き21,000円あたりか。好調なファンダメンタルとPER13倍という割安感。よほどの米株安や円高に見舞われない限りこのへんで下げ止まる…と思いたい。



あわせて読みたい関連記事



カテゴリ一覧

総ページビュー
ユニークアクセス