勝手に相場観

2018.03.27  貿易戦争回避報道で株価急反発 上昇は本物か?

結局大幅反発するのかよっ!…そう突っ込みたくなった今週の相場。

米の追加関税などから米中の貿易戦争に突入するのではないかという懸念が台頭し先週まで急落していた株価ですが、その状況を回避するため米中が水面下で交渉を始めていると見られることから株価は急反発。

26日月曜日のダウ工業株30種平均(NYダウ)は先週比669ドル高と大幅に上昇し米ドル円相場も105円を回復。それを受けて今日の日経平均株価は前日比551円高の21,317円で取引を終えています。

あっさり21,000円回復したねぇ…

米連邦公開市場委員会(FOMC)を無事に終え、大きな懸念だった貿易戦争も回避できるとなれば、今後の株価回復に期待が持てそうです。本当に回避できればな。

ちょっと気になったんだが、関税について米中で妥協案が模索されると仮定して、日本に対する鉄鋼やアルミニウムの追加関税はどうなるの?丸飲み?一人負け?もしそうなら外交戦略など無いに等しいな。

それはそれとして、米中の貿易戦争に対する懸念後退に加え、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が北京を訪問したと伝えられたことも安心感につながっている模様。

金正恩氏が中国に歩み寄ったことで朝鮮本来の形である中国の飼い犬に戻れば、地政学的リスクも後退する可能性があるからね。まあ、中国が北朝鮮の核開発やミサイル開発を後押しする可能性も否定できないが。

もう一つの懸念であった佐川元国税庁長官の証人喚問にしても、安倍首相や昭恵夫人の関与を否定するなど政権を揺るがすことなくグレーな感じで進行しているのも市場に安心感が広がった理由…なんですか?

まともな政策論争をすることもなく、女性週刊誌ばりのクソみたいな追求しかできない野党にとってはここが安倍政権転覆させる千載一遇の好機でしょうから、今後も追及は続くことでしょう。

安倍政権の支持率は確実に落ちてきており、仮に総辞職なんてことになろうものなら日本株の急落は避けられない。

安倍総理よりもっと良い人間が首相になるなら問題ないが、常識的に考えてそれに該当する人間っているのだろうか?石破氏?あれはかなりヤバそうだぞ。

株価急反発は本物か?

株価やドルが下げ止まったことでホッとしている人も多いのではないでしょうか。富士通を保有する私としても今日の急騰で含み損が減ってくれたため、幾分ストレスが減った印象。

しかし問題はこの反発が本物なのかどうかという点。

2018年3月27日 日経平均株価

日経平均株価は今日の急騰によって200日移動平均線をわずかに上抜き、かつ先週金曜日の急落の際に空けた窓の大半を埋めてきています。

ただし青丸を見ても分かるように、窓を概ね埋めた後は反転することも多く、しかも200日線に接触していることから明日反落しても不思議ではありません。

昨日今日で大きく上昇したとはいえ自律反発の域を出ず、トレンド転換にはまだ遠い。まずは21,600円付近にある25日線を突破し、3月13日の高値である21,968円を超えるかどうかが焦点になりそうです。

米中の貿易摩擦が解消されれば、先日のFOMCで示された利上げペース据え置きが改めて評価され米株の上昇は続く可能性が高くなります。現段階のNYダウ先物も大きく上昇しているしね。

米長期金利もじわじわと上昇していることからドルも買われやすい状況にあり、日本株も急激な巻き返しが期待できるかも。もしかしたら明日は25日線を試す展開になるのか?窓埋め後の反転なし?

先週末に「20,000円試すかも」と書いた私の立場も考えろや。

現段階では上昇が続きそうな雰囲気になっているものの、米中の交渉しだいでは貿易摩擦が再び表面化する恐れがありますので、こいつらの動きには注意を払っておいたほうがいいでしょう。



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