勝手に相場観

2018.04.03  貿易摩擦再燃で円高株安 雇用統計への警戒感も

今日の日経平均株価の終値は前日比96円安の21,292円。

先週は米中が貿易戦争回避に向け交渉を始めているという報道により安心感が広がり株価やドルは反発の動きを見せていましたが、中国が米製品128品目に15〜25%の関税を課すと発表されると流れは一変。

これによって2日のダウ工業株30種平均(NYダウ)は先週比458ドル安。一時700ドル以上値を下げたことを考えるとインパクトの大きさが伺えます。

これに追随するかのようにドルも売られ一時105円台半ばまで円高に振れるも、その後はじわじわとドルが買い戻され現在は105円台後半。

何この期待を裏切らない展開。やっぱジャイアン(金髪)とジャイアン(キンペ)じゃあまとまるものもまとまらないよな。

こんな状況だから今日の日本株も大きく売られて始まりました。ただ、取引開始直後に前日比300円安以上売り込まれたところからほぼ一貫して下げ幅を縮小する動きになったのはちょっと予想外でした。

21,000円の大台を割り込まなかったのは不幸中の幸いか。

とはいえ支持線になると見られていた200日線はあっさりと下抜いてしまったし、米中の貿易戦争に対する懸念も蒸し返されている。また予想が難しくなってまいりました。

しばらくはこのネタで一喜一憂しそうだな。

長期的な上昇トレンドの流れに変化?

ここのところの相場は下降トレンドの中で自律反発を見せながらも確実に値を下げてきています。今日はやや急激な自律反発の帳尻を合わせる自律反落のようにも見える。わけ分からんが。

最近の値動きは米の利上げ懸念や米中の貿易戦争に対する懸念など、ファンダメンタルズっぽいやつが材料となっているため、テクニカル分析など意味がないように感じますよね。

しかし思いのほか移動平均線に素直なのよね。

200日線割り込む

非常に荒っぽい動きながら、25日線200日線を強く意識しているのが伺える。

25日線は明確な抵抗線となっており、一方で200日線は支持線として意識されてきましたが、3月23日に大きく割り込んだことで支持線としての力が明らかに弱まったように見えます。

ちょっと気になるのが、このまま行くと近々25日線が200日線を下抜きそうだということ。25日線と200日のデッドクロスというのはあまり意識されないため影響はあまりないと見るのが妥当。

しかし、ここ1年半ほどは200日線に対し25日線は常に上に存在したことを考えると、トランプ大統領誕生から続いた上昇トレンドという大きな流れが終わった感も。

明日以降急反発すればデッドクロスを回避できる可能性もありますが…米中の貿易摩擦に大きな進展がないと難しいか。

明日はADP民間雇用者数、金曜日には雇用統計を控えるなど波乱の材料が揃っている。貿易摩擦の懸念を引きずったまま雇用統計で平均時給が予想を上回ったり非農業部門雇用者数が大幅増になったりすると…どうなると思う?

私の富士通が悲しい感じになるんだよ!



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