騰落レシオの計算方法と使い方


ニュースやアナリストなどの相場予想などでよく目にする「騰落レシオ」。
騰落レシオとは簡単に言うと「買われすぎ」や「売られすぎ」を判断するためのものなのですが、では具体的にどういった計算式で求め、どういった使い方をするのでしょう。

騰落レシオは主に「5日騰落レシオ」と「25日騰落レシオ」を指し、その中でも多くの場合25日騰落レシオが使われ、相場の話で騰落レシオが取り上げられていたら、大半は「25日騰落レシオ」と思って間違いありません。

そういう理由からここでは25日騰落レシオを前提として話を進めて行きます。

ではまず計算式から。

25日間の値上がり銘柄数の合計÷25日間の値下がり銘柄数の合計×100

計算で出た数字の単位は%で、これが120%を超えると「買われすぎ」となり高値警戒、70%を切ると「売られすぎ」と判断し買いのチャンスと捉えます

騰落レシオを用いる場合の多くは数値で示しますが、見やすいチャートで表す事もできます↓

騰落レシオ 2011〜2012年

ちなみにこの騰落レシオは2012年2月24日のものですが、この時期は欧州債務問題が安定化し、予想を上回る指標が相次いだことからアメリカの経済への先行きなども楽観視されて急激に株が買われ、騰落レシオは140%を超えています。

本来であれば完全に買われすぎの水準ですが、この記事は2012年2月24日当日に書いているためこの先どうなるかは分かりません。

この2011年2月から2012年2月までの騰落レシオを見てもらっても分かるように、大半は80%〜120%の水準で上下しており、その水準を超えた赤丸の部分では、短期間で「買われすぎ」もしくは「売られすぎ」が解消している様子が見て取れます。

騰落レシオは移動平均線を用いたものや一目均衡表などに比べれば若干マイナーですが、多くのテクニカル分析の中では比較的使われるものなので、騰落レシオを用いている多くの投資家が「買われすぎ」「売られすぎ」と判断すれば、投資家心理としてそれが相場に影響を与えてきます。

こういった「買われすぎ」「売られすぎ」を判断するのに用いるテクニカル分析は他にもあり、「ボリンジャーバンド」や「RSI (相対力指数)」などが有名です。

そして気になる「騰落レシオの信頼性」ですが、他のテクニカル分析の記事で何度も言っている通り単体でのテクニカル分析はあくまでも参考程度に捉えるべきで、複数のテクニカル分析やファンダメンタルズ分析を組み合わせることによって信頼性を高めるべきです。

買われすぎや売られすぎの判断をより信頼性の高いものにしたいのであれば騰落レシオに加え上記「ボリンジャーバンド」や「RSI(相対力指数)」などを併用するようにしましょう。

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