勝手に相場観


2011.07.05  自前でレアアース?

今日の日経平均株価は前日比7円高の9,972円。

昨日はNYダウが休みとあって、目安が無いためか日経平均は方向感に乏しい動きで、ほぼ横ばいとなりました。
10000円を試そうかという動きもありましたが、今日の高値は9995円で、やはり10000円が意識されているようです。

ただ為替は今日も円安傾向なので、今日のNYダウ次第では明日の日経平均10000円回復も見えてきますが、ここ一週間ほどのNYダウの上げが急な事から楽観はできません。
ちょっとした調整は見ておいた方がいいかも…


昨日のニュースに「太平洋の海底に大量のレアアースを発見」というものがありました。
今やレアアースの9割以上は中国が握っており、その中国は輸出規制を強めているので値段は暴騰しています。

つまり端的に言うと「中国様の言い値」という事になる。

あのクソ国家…もとい、ならず者国家の中国様がシェアのほとんどを握っているのだから、そりゃもう悲惨な事態であります。
普通の企業なら独占禁止法に引っかかりそうな勢いですが、そこはやはり中国様ですから、んなもん知ったことではない。

先の尖閣問題でのレアアース輸出停止以降、脱中国の動きが加速しているとはいえ、コストなどの観点からそれを実現できるのはまだ先の話になりそうで、当面は中国に頼らざるを得ない悲しい状況。

そんな状況を打開してくれそうな今回の「太平洋のレアアース」のニュースですが、やはりこれもコストの問題など様々な障害があり、実際に採掘できるかは未知数と言えるでしょう。

まず、その場所が「公海」であるという点がまず大きな問題。
公海とはどの国にも属していない海の事を指しますが、どの国にも属していないがために、その開発には海洋法条約にのっとって国際海底機構なるものに許可を取る必要があるらしい。

そしてやはり一番の問題はコストでしょう。
海底3500〜6000メートルから堀り上げ、それを精製して純度の高いレアアースを取り出す訳ですが、一体これにどれほどのコストがかかる事やら…

アメリカなどにあったレアアースの鉱山も安い中国製のレアアースに押されて閉山した事を考えても、中国の安い人件費と環境汚染をまったく考えない精製方法でのコスト安には太刀打ちできないのが現状です。

ただ輸出制限を強め価格が暴騰しているのであれば、多少コストがかかっても採掘するメリットはあるでしょう。
なにより「中国を牽制できる」というのが大きい。

中国がほとんどを握っているから問題なのであって、調達先に選択肢ができれば中国も安くせざるを得なくなるでしょう。
あんな奴等に甘い汁を吸わせ続ける必要などない。

今こそ日本の技術力とアイデア力を見せつける時だ!!

…でも日本…色々弱いからな…外交とか政治とか民主党とか菅とか…

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