勝手に相場観


2011.07.12  休むも相場?

今日の日経平均株価は前日比143円安の9,925円。

前日NYダウは151ドル安の大幅安に加え、円高も相まって日経平均は全面安の展開に。
まあNYダウに関してはここ一週間の上げが急だったため、多少の調整は仕方ないと思いますが、問題は欧州の債務問題と為替でしょうか。

ギリシャ問題に収束の気配が見え始めたと思ったら、今度はポルトガルの格下げニュースがあり、そして今日はイタリア債の金利が急上昇と、ユーロ圏の債務状況は極めて芳しくない。
国債の金利が急上昇するという事は国債が大きく売られた事を意味し、それはつまりイタリア国債の信頼性に問題が発生したという見方が出来ます。

その流れもあって今日の為替は大きく円高に振れ、ドル円は79円台、ユーロ円は111円台と軒並み大幅な円高になっており、それは豪ドルやNZドルなどのオセアニア通貨にまで飛び火している。

やっと日本市場はドル円80円前半、ユーロ円115円〜120円くらいを織り込んだのに、ここで更なる円高になってしまうと、もはや企業努力でどうにかなるような問題ではなく「国内生産で輸出」ではとても利益が出ないので、より現地生産が加速し日本の生産業が危機に陥りかねない。

再びのG7協調為替介入も期待できないでしょうし、現状アメリカの景気回復と欧州の債務問題の収束を願うしかないという状況なのがなんとも歯がゆいですね。
しかしアメリカの雇用は弱く、欧州の債務問題は徐々に広がりを見せ収束どころか悪化している状況なので、株や為替の売買で積極的にリスクを取っていくのは躊躇われます。

最近私は不安定な相場から株の売買を控えていますが、再び買っていくタイミングを計っていますし、チャンスがあれば再びFX(外国為替証拠金取引)も始めて、高金利通貨を中心に買って行きたいと思っていますが、今の状況ではなかなか厳しいですね。

今の混乱している状況というのは、考えようによっては「買い時」なのかもしれませんが、ここ数年で世界経済の弱さ…というか脆さを垣間見てきており、ちょっと底が見えない状況。
ネガティブな事を言い出したらキリがないのは分かっていますが…

日本の株式市場に身を置いている個人投資家の皆さんは今の相場とどう付き合っているのでしょうか?
買い時と見て仕込んでいる方、私のように様子見を決め込んでいる方など様々でしょうが、最近の日本市場の出来高の少なさを考えると買い控えている人が多いのかもしれません。

「休むも相場」という有名な格言もありますし、私としては無理に相場に参加する必要は無いと思っています。
投資で生計を立てているようなプロトレーダーなら話は別ですが、普通に働いていて趣味がてらに投資をしているなら尚更です。

それでなくても個人投資家は機関投資家などが作る大きな相場の波に飲み込まれがちなので、神経質な相場ではジリ貧になる可能性が高いでしょう。

ちょっと相場から離れて、外から冷静に状況を見守るくらいの余裕も必要かと。

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