勝手に相場観


2011.07.13  格付け会社の収入源

今日の日経平均株価は前日比37円高の9,963円。

昨日のNYダウの下げ、大幅な円高にも関わらず今日の日経平均は比較的底堅い動きを見せました。
しかし昨日の夜、またまた格付け会社のムーディーズ様が、今度はアイルランドの格下げを発表し、再びキナ臭い感じになってきています。

確かに今のユーロ圏はバタバタしており、様々な問題が表面化していますが、それにしても見事なタイミングで格下げするものですな。
冗談抜きで売り仕掛けているようにしか見えない。

ユーロ円は今現在111円半ばで、ドル円は79円前半で推移しています。
一体ユーロをどこまで安くすれば満足するんだろう、格付け会社のクソッたれは。
…そういえばちょっと前に格付け会社の仕組みを調べてみようと思ったので、今日はその辺を書いてみましょうか。

そもそも格付け会社ってどうやって経営を成り立たせているのか?
皆さんも疑問に思った事はないですか?

格付け会社の主な収入源は二つで「格付け情報料」と「格付け手数料」です。
「格付け情報料」とは格付けの情報やレポートなどを刊行物という形で有料で売る事。
最近頻繁に行っている国債の格付けですが、国家が格付け会社に国債の格付けを依頼するとは考えづらいので、おそらくこれに当てはまるでしょう。

そしてもう一つが「格付け手数料」で、これは企業の依頼を受けその企業自体や商品などを格付けして手数料を得るというもの。
件のムーディーズの格付け手数料は1000ドル〜150万ドルと自ら明記しています。

この二つの収入源には格付け会社自体の信用性やネームバリューが欠かせないのは言うまでもありません。
しかし考えてみて下さい。

お金を貰って格付けしているなら、その評価も甘くなるんじゃないの?

格付けは第三者による公平さが必要不可欠ですが、そこに報酬が発生するのであれば、その公平さもどこまで信用していいものか…
だって格付けなんてサジ加減でどうにでもなるでしょ?

格付け会社も所詮は営利目的の企業であり、特にアメリカの会社であれば利益に対してよりシビアなはず。
ならば最近相次いでいる欧州国家の国債格下げにはどういう裏があるのだろうか?

これが「格付け情報料」目的だとするならば、その情報を売るために強いインパクトを与えたいのかもしれません。
でも、もし「格付け情報料」や「格付け手数料」以外の収入源が絡んでいるとしたら?

私はこういった格下げなどのニュースを聞くたびに思うのですが、格付け会社が他の…たとえば金融系の企業と結託し、あらかじめ売らせておいてから格下げ…というような行為をしていたとしたら?

これはあくまでも私見ですが、どうにも格付け会社は胡散臭くてしょうがない。
最高ランクを付けていたサブプライム債などの問題もありますし…

…というか、そもそも格付け会社って…必要?



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