勝手に相場観


2011.07.18  広がる放射能汚染

今日は月曜日ですが海の日なので日本市場は休み。
しかし為替は動いているし、夜にはNYも動くので気は抜けません。

さて、とりあえず為替を見てみますが、ドル円はほぼ横ばいでクロス円は若干の円高気味。
しかしドル円79円って…これで日本経済大丈夫なんだろうか?

何日か前にムーディーズがアメリカ国債の格下げを検討しているというニュースが流れました。
デフォルト(債務不履行)のリスクが高まっているという事ですが、もし本当にアメリカがデフォルトなんて事態になったら世界経済終わりますぞ。

日本、ユーロ圏、そしてアメリカ…本来世界経済を引っ張っていく存在の先進国の信頼が揺らいでいる。
そして台頭するBRICsと言われるブラジル、ロシア、インド、中国の新興国…

もしかしたら世界経済の力関係や仕組みが大きく変わるのかもしれない。
そうなった時、日本は一体どうなっているのだろう?

まあそんな壮大な心配は企業家の方達に任せて、もっと身近な話題を考えてみる。
16日からの三連休、海開きになった海水浴場も多いのですが、茨城、千葉あたりの海水浴場は閑散とした状況との事です。

原因はもちろん原発問題による海への放射性物質流出ですが、県では独自に放射線の測定をしており、県の言い分では実際には検出されていないようです。
なぜ「県の言い分」という言い回しをしたかと言うと、現状何を信用すればいいのか分からないからです。

数日前から汚染牛の問題が表面化しており、日に日に被害が拡大しています。
この牛を出荷した農家は確信犯でしょうし、これ以前にも自粛要請の出ている野菜を出荷したりしていた農家もありましたし、こうなってはもはや「信頼してくれ」と言われても無理です。

国ですら「直ちに健康に影響は無い」という無責任な発言をするほどだし、静岡のお茶が基準値を超えた時に静岡県知事は測定方法を不服として「測定しない」と言い放ちました。
本来多くの人の安全を第一に考えるべき国や県のトップが、結局自分達の事しか考えていない発言を平気でするものだから、信頼は地に落ちたと言っていいでしょう。

牛肉の問題もおそらく氷山の一角で、これから様々な所で同じような問題が出てくる気がしますし、産地偽装などの問題も必ず出てくるでしょう。
ほんの一握りの自分勝手な人間のせいで真面目にやっている人間が割を食うというのは明らかに間違っていますが、それでもこういった自分本位な人間は必ず出てきます。

本当ならそこまで想定して徹底した検査などを実施しなければ信頼は回復できないのですが、未だに「自粛」という農家の良心に任せた表現を使うのだから、いつまで経っても風評被害は収まらない。

もう少ししたら新米の季節…問題にならなければ良いですが…

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