勝手に相場観


2011.07.27  長生きと幸せ

今日の日経平均株価は前日比50円安の10,047円。

アメリカ債務問題を受けて前日NYダウは91ドル安と3日続落になっておりドル円も77円台に突入し、日経平均に留まらず世界経済に明らかな影響が出てきました。

市場予想の大方は「最終的にはギリギリでデフォルトは回避される」というものですが、万が一を考えると積極的にリスクを取るような展開ではありませんし、何より市場はこれだけ政治的ゴタゴタを見せているアメリカに嫌気が差してきているように見受けられます。

気になるのは今回のデフォルトが回避されたとしても、それはいわば借金の金利を返すために新たに借金をするという事に他ならず、結局は延命措置のようなもの。

それによってさらに国の借金は膨らみ、当然支払わなければならない金利も増え、よほど大掛かりかつ大胆な歳出削減や増税などを行わない限り、結局近い将来再びデフォルト問題が再燃するような気がします。

ところで今回国債発行額の上限引き上げがなされたとして、新たに発行される国債は一体どこの国が買うのでしょう?

ちうごく? にぽん?

こんな常にデフォルトがちらついているアメリカ国債でも、日本はアメリカの言いなりだから買ったりするんだろうな…


今日は日本の平均寿命に関するニュースがやっていましたね。
女性は5年ぶりに低下し86.39歳で、男性は79.64歳。
つまり日本人は平均80歳までは生きる事になりますが、これだけの長寿を実現できた背景にはやはり医療の進歩が大きいでしょう。

しかし冷静に回りを見渡してみて下さい。
私の祖母(88歳)は認知症になっています。
友達に介護職の人がいますが、その人の話を聞くと延命治療が無ければ生きられないような方の多い事多い事…

病気には様々なものがあり、それなりの治療法もありますが、なんと言うか…根本的な治療法というのは昔からさほど進歩しておらず、延命治療ばかりが進歩しているような印象を受ける。

・腎臓がダメになったら人工透析
・ものが食べられなければ胃ろう(腹部に穴を開け、管から胃に直接栄養を送る処置)
・肺機能が弱まれば酸素吸入
・認知症で人間らしさが完全に失われても生きなければならない
・etc…

人間としての健全性をどこに置くか…というのは人それぞれ違うと思います。
生きてさえいれば人間であり、どんな延命治療を使っても生きさせるべきと考える人もいるでしょうし、延命治療を受けなければならなくなった時点で人間という生き物として終わっていると考える人もいます。

非常に難しく、そしてデリケート問題ですが、私個人の意見としては延命治療ばかりが確立され、それによって寿命が延びるというのはちょっと違う気がします。

延命治療によって命を繋ぎとめ、そして生きている事に幸せを感じている方や、その家族は大勢いらっしゃるでしょう。
でも…それによって苦しみを感じながら生きながらえている人や、それによって生じる介護に追われ人間としての生活を奪われている人もいます。

難しいかもしれませんが、延命治療より根本的な治療法の確立に力を入れて欲しい…
ただ生き長らえるのではなく、人間らしい生活を取り戻せるような医療を目指して欲しいというのが私の率直な感想です。

私もいつお世話になるか分からないしね。
だって…

放射能バンバン浴びて食って飲んで吸っているからね〜♪

関連記事



あわせて読みたい関連記事



カテゴリ一覧

総ページビュー
ユニークアクセス