勝手に相場観


2011.08.19  世界経済の行く末

今日の日経平均株価は前日比224円安の8,791円。

前日NYダウが419ドルの大幅安となり、日経平均も流れを受け継いだ格好になりました。
新規失業保険申請件数の予想を上回る増加など、相変わらずアメリカでは弱い指標が多く、景気減速がより一層鮮明になってきました。

そんな世界経済の不透明さを象徴するかのように安全資産にマネーが流れ込み、安全資産の代表格である「金」は高騰し、円、スイスフランも買われています。
対照的に原油は売られ気味で現在「1バレル=80ドル」程度で推移しており、ハイリスクハイリターンの株式も当然売られる展開になっています。

私が月曜日に買って売り時を逃した川崎重工業<7012>も気持ちよ〜く値を下げ、今日の終値は219円とすでに買値から13円下げており、含み損もあっという間に13000円…
売り時ってホント難しいね…

株価を下げている国は日本、アメリカに留まらず世界中に飛び火して、中国の上海、香港はもちろん、オーストラリア、欧州と完全に世界同時株安の様相を呈しております。

最近目に付くのが先進国の弱さで、アメリカ、日本、欧州各国などの本来世界経済を牽引していく存在である先進国の景気減速が鮮明となり、そこから世界に不安を与えているのですが、このままではBRICsを始めとする新興国に主役の座を奪われてしまうのでは…と感じています。

事実今の世界経済は人口が多く勢いのある中国が大きな鍵を握っていますし、中国の人口を抜くのは時間の問題であるインドもこれからますます存在感を強めていくでしょう。

人口減少、急速に進む高齢化などで衰退の道を歩みつつある日本は、高齢化によるマーケットの縮小に加え今の高水準の円高、高い法人税などで企業が海外に逃げて行きつつあり、経済面のみならず政治面でのヘボさも相まって、もうどうにもならない状況。

その上国の財政も火の車で借金を減らすどころか増え放題で、減らす見通しすらまったく立っていない状況なので、国債発行額が国民の総預貯金額に近付くにつれ日本もいずれ国の債務問題で大揺れすることになるでしょう。

私はバブル時にはまだ社会に出ておらず、バブル経済のすごさを体感していないのですが、投資を始めた2005年からサブプライムローン問題が表面化する2007年までの世界経済もかなり好景気でした。

その時はそれが当たり前で、波を繰り返しながらも株価は徐々に上がっていくものだと思っていましたし、世界経済も徐々に成長していくのが当然と感じていましたが、サブプライム以降リーマンショックを始めとする様々な問題が世界的に発生し、各種相場、市場は大揺れして神経質な値動きが続いています。

今の世界経済はグローバルすぎて、ひとつどこかの国で問題が発生すると、それを引き金にして芋づる式に様々な国でも問題が表面化するような印象を受けます。
そして市場はパニック的な値動きになり、私のようなセコイ個人投資家が悲しい目に遭うと…

経済に不安が出てくると人々の心は荒みがちになるので、戦争などの不安も出てきます。
平和な世の中、安定的かつ持続的な経済の発展は、まだまだ見えてこないな…

関連記事



あわせて読みたい関連記事



カテゴリ一覧

総ページビュー
ユニークアクセス