勝手に相場観


2012.01.09  東京電力、パーティ券購入で政治家と癒着

今日で3連休は終わりですね。
まあ私は3連休すべて仕事だったのでどうでもいいのですが、今日の夜は「明日から仕事だよ、だり〜」と呟いている方も多いのではないでしょうか?

ただ今日は祝日なので日本以外の市場は動いており、ユーロが97円台に突入したとかNYダウが下げたとか、アメリカの非農業分野の雇用者数が予想を大きく上回ったとか、経済関連のニュースは事欠きません。

最近、この「勝手に相場観」では東京電力関連のニュースを多く取り扱っていて、さすがに食傷気味なので、今日は気分を一新して昨日朝日新聞の一面で取り上げられた「東京電力が10人の議員のパーティー券を多額購入」というステキで楽しいニュースでも取り上げましょうか。

…ごめん、だってあまりにもタイムリーかつ気になるニュースなんだもん…

というのも、一昨日書いた記事で政治家や官僚と東京電力の癒着に対する懸念を取り上げたので、次の日(昨日)の朝刊一面のこのニュースを見て「こりゃ取り上げるしかないな」と思った次第でございますか?(?)

という訳で朝日新聞から抜粋↓

東京電力が電力業界での重要度を査定し、自民、民主各党などで上位にランク付けしてパーティー券を購入していた計10人の国会議員が判明した。電力会社を所管する経済産業省の大臣経験者や党実力者を重視し、議員秘書らの購入依頼に応じていた。1回あたりの購入額を、政治資金収支報告書に記載義務がない20万円以下に抑えて表面化しないようにしていた。

また、東電の関連企業数十社が、東電の紹介などにより、多数の議員のパーティー券を購入していたことも判明した。

複数の東電幹部によると、東電は、電力業界から見た議員の重要度や貢献度を査定し、購入額を決める際の目安としていた。2010年までの数年間の上位ランクは、いずれも衆院議員で、自民では麻生太郎、甘利明、大島理森、石破茂、石原伸晃の5氏、元自民では与謝野馨(無所属)、平沼赳夫(たちあがれ日本)の2氏。民主では仙谷由人、枝野幸男、小沢一郎の3氏だった。

もうちょっと詳しく見てみるとこれら議員の元秘書達は、東京電力の「財布」に頼り一年間に何度も購入を依頼していたらしいとの事。

上記の10議員の名前を見てみるとそうそうたる名前が並んでおり、東京電力側も実力者を選別してパーティー券を購入していた事が伺え、まあ言うまでもなく実質的な献金となります。

さて、ここで問題になってくるのが一昨日取り上げた東京電力の「実質国有化」で、元々東京電力と官僚との強い癒着が取りざたされていた上に政治家も「買収」されていたとなると、実質国有化と言っても東京電力に有利な条件で話がまとまる可能性は大いにある。

おそらく震災後、東京電力は政治家や官僚に相当根回ししているのでしょうね。

枝野…「ただちに影響はない」とかふざけた事を言ってはいたけど、休みも無く矢面に立っていた事に対してはある程度評価していたのですが…裏にはこんな事情もあったのね。

こうなってくると東京電力に対する政府の対応も全く信用できなくなってきますし、実際大した事は出来ない(しない)んでしょうね。

地震や津波は防ぎようのない天災ですから多くの犠牲者が出たとはいえ「仕方がない」と諦めなければならない部分もありますが、こと原発問題に関しては人災なので当然「仕方がない」では済まされない。

そんな大変な問題を引き起こした東京電力相手に政治家も官僚も持ちつ持たれつ仲良しゴッコで「お金も天下りも便宜してもらってるし、程よい落としどころでウヤムヤにしましょう」というお決まりの流れ?

自分の利益のためなら人命も数百億の無駄遣いも厭わない方々はやっぱ違うわ〜。



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