2012.02.06 オリエンタルランドの業績と株価の推移
最近は株価も安定してきており本日の日経平均株価は8900円に乗せ、「そろそろ私のストレスの種である川崎重工業<7012>の含み損もほとんど消えてきたろう」と期待を込めて株価をチェックしてみたら…………………誰か胃薬をくれ………
皆さんディズニーランドは好きですか?
…いや、今はディズニーシーもあるので「ディズニーリゾート」と呼ぶのでしょうが、私が初めて行った17歳の時はそんなもん存在しなかったので…
2月3日の日本経済新聞で「オリエンタルランド、上方修正で通期利益が過去最高の見込み」という記事があり、不況知らずの業績と株主優待で人気のオリエンタルランドですが、私は今まで株を買ったことがなかったので、ここ10年の業績と株価を調べてみました。
…すごい鉄板ぶりだ…
2007年7月のサブプライムローン問題、2008年9月のリーマンショックをもろともしない値動きで、2011年7月のアメリカデフォルト問題、欧州債務問題も値下がりどころか安定上昇で、もしかしたら日本最高のディフェンシブ銘柄なんじゃない?
とにかく6000円にゴッツイ支持線があるようで、オリエンタルランドの株を狙っている方は皆さんはこの辺で待ち構えているのが手に取るように分かります。
ただし…世界的な経済危機でもビクともしない一方で、世界的な好景気でも株価は一向に上がらず、ここ2年ほどは8000円に届いていますが、それ以前はひたすら6000~7000円を往復しておりボックス相場に徹しています。
では最後にその変動の無さが顕著に出ている日経平均株価とオリエンタルランドの株価の推移を、2002年初頭の株価を100としたもので比較したチャートを載せておきます。
…キャピタルゲインは望んじゃダメ。
あわせて読みたい関連記事
信用取引は現物取引に比べ圧倒的に安い手数料が魅力のひとつです。しかし毎日金利や貸株料がかかるというデメリットもあり、「何日くらい保有すると現物より高くつくんだろう?」と考えたことはありませんか?その疑問に応えるべくいくつかのパターンで計算してみました…続きを読む
いざ投資をはじめようとした時「株にするかFXにするか」で迷う人は多いと思います。FXと株式投資どちらが儲かるかは人によって、もしくは投資法によって変わりますが、これらの特徴やメリットデメリットを詳しく解説しますので今後の投資に活かしてください…続きを読む
株価というのは良い材料が出れば上がり、悪い材料が出れば下がるとされています。しかし実際は全体の地合いやトレンドがものをいい、どんなに業績が良くても地合いが悪かったりトレンドが下降気味だったら株価は下がり、逆に業績が悪くても地合いが良ければ株価が上がる…続きを読む
株主優待をリスクなく貰う方法としていわゆる「優待タダ取り」というものがあります。厳密には手数料や貸株料がかかるためタダにはならないものの、銘柄を選べばかなりお得になります。しかし色々と注意点やデメリットもありますので損をしないための具体的な説明をしていきます…続きを読む
信用取引の場合2013年1月から差金決済が解禁され同一資金でいくらでも取引できるようになりましたが、現物取引の場合は差金決済が禁止されており同日中の同一資金による同一銘柄の取引は1往復までしか行えません。分かりやすく詳しい仕組みを見てみましょう…続きを読む
委託証拠金が不足し追証が発生しつつも、それを無視し期限を過ぎてしまったらどうなるのか?私自身が経験した追証から建玉を損切りしたものの結局信用取引を停止され、その後信用取引口座継続の意思確認を経て信用口座が復活した経緯を書きます…続きを読む
割安感を測る指標としてPER(株価収益率)は投資判断でよく用いられ、一般的に数字が低ければ「割安」とされますが、“マイナス”のPERはどうなのでしょうか?これは前期や今期予想などが赤字の場合に見られ、指標として意味を成しませんがV字回復への期待を込めて買うという方法も…続きを読む
株式投資とギャンブルの違いは胴元がいるかどうかもそうですが、やった後に何も残らないギャンブルと違い投資を始めると経済に敏感になり、結果経済の勉強になりますし、世界の人々が集う市場に参加するというのは閉鎖的なギャンブルの世界とは全く別物です…続きを読む