勝手に相場観


2012.12.04  金銭感覚は正常? 狂ってる?

今日はちょっと趣向を変えて、「金銭感覚」について取り上げてみましょうか。

金銭感覚とは人それぞれに異なっており、また同じ人でも状況によって金銭感覚が大きく違ってくるもので、例えば一般的に「1万円」というのはそれなりに大きな金額ですが、これを「大金」と感じる場面もあれば「はした金」と感じる場面もある。

買い物に行って数円でも安く買いたいと思う事は誰しも経験があると思われ、そういった場面ではその数円が大きな額と感じるわけですが、一方で自分の趣味などには万単位のお金が平然と吹っ飛んだりしますし、そこに躊躇が無かったりするから恐ろしい。

日常生活や人との会話などにおいて「こうも金銭感覚が狂うものなのか」と感じるのが「パチンコ」で、私自身はパチンコに激しい嫌悪感があるので一切やりませんが、周りの人にはパチンコが大好物の人間も散見され、連中のパチンコに対する金銭感覚の狂いっぷりは凄まじい。

調子の悪い日は1日5万円6万円も使う事もザラであり、「この前、朝から晩までパチスロやってて11万円損しちゃったYO〜」とかアホな自慢をしだす始末。

こんなアホが周りに数人存在するのですが、当人達に話を聞くと…

■パチンコ以外では普通の金銭感覚
■パチンコに関してもパチンコ屋に行く前までは普通の金銭感覚
■いざパチンコをやりだすと一気に金銭感覚が狂う

…という事で共通しています。

パチンコホールの大音量や雰囲気、大当たりへの期待などがそうさせるのでしょうが、節度を持って遊んでいる方も大勢いらっしゃる事から、パチンコで1日に数万円使うというのは、やらない人間からしたら「病気」としか言いようがない。

ただ、人の金銭感覚を狂わせるのはパチンコのみにあらず、誰しも好きなものや趣味などに対しては金銭感覚が狂うものだったりします。

それは人によって「ブランド物」だったり「車」だったり「ファッション」だったりと様々ですが、誰でも「これにはお金を使ってしまう」というものがひとつはあるのではないでしょうか?

例えば私…及び皆さんが行っている「投資」もそのひとつであり、普段数円〜数十円をケチるために神経を尖らせている私のような貧乏人でも、いざ投資にお金を使うとなれば、平気で100万円とか使ってしまったりする。

もちろん投資において「100万円を使う」というのは、差損益を考えなければ「いつでも100万円で売れるものを買う」事ですから、明確にお金が無くなるパチンコや買い物のそれとは意味合いが大きく異なりますが、何かのきっかけで暴落する事も考えられますし、株式であれば「倒産」により紙くず(電子くず)になる可能性を秘めたものですから、投資を行わない人から見れば「金銭感覚が狂っている」と見られても仕方ないのでしょう。

こういった趣味など以外では、車や家、土地などの不動産といった高額商品を購入する場合は、やはりいつもの金銭感覚とは違ってきます。

普段100円の商品で1円をケチる人間でも、車や不動産を購入する場合に1円をケチろうとする人間は存在せず、その理由は「割合」であり、100円の商品での1円は1%に当たりますが、100万円の1%は1万円であり、単純に考えれば「100円の商品における1円=100万円の商品における1万円」といえます。

まあ、いつもは結構節約している方などが、車を購入する際、たいして使いもしないオプションの高額なナビなどを平然と付けてしまうのは、上記の割合以外の何か別のマジック…というか、心理が働いている気がしますが…

一般的に100万円は大金で、私もその感覚に相違ありませんが、一方で人生における大きな出来事に対峙する場合には、「100万円ごときでは何も出来ない」とも感じますから、同じ額でも場面場面で評価は大きく変わってくる。

このように金銭感覚は一定ではなく、人や状況によって大きく異なってきますが、逆にどんな状況でも数円を節約しようとするようでは経済は成り立ちませんし、何よりそんな人生では面白くないでしょう。

要は「メリハリ」が大事であり、例えば月収の手取りが30万円であれば、毎月の固定費は別として、徹底的に節約する事とそれなりにお金を使う事、そして適度な貯金を含めて30万円に収まれば、その内容がパチンコであれ投資であれ、金銭感覚は正常という考え方もできる。

もちろんそれは月単位ではなく年単位でも構わず、詰まるところ出費が自分の収入内に収まっていればよいという話。

そんな単純で簡単な話にも関わらず、自分のキャパシティーを超え借金して立ち行かなくなる人間が多いのも確かなんだけどね。



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