勝手に相場観


2015.11.28  織り込まれつつある米利上げに波乱なし?

ごめんなさい日経平均20,000円超えませんでした。

火曜日に「20,000円はほぼ確実」と書いた手前、せめてザラ場でもいいので20,000円は突破して欲しいと思っていましたが、木曜日の取引時間中の高値が19,992円、金曜日の高値は19,994円と見事に弾き返された格好になりました。

悔しいでs(死語)

今週はとにかく米株とドル円が冴えなかったので日経平均株価も上がりきれませんでしたが、金曜日の欧米時間では若干ながら円安に振れ122円台後半で取引を終了し「来週こそは」と思わせるには十分かと。

日経平均株価のチャートを見てみます。

2015年11月28日 日経平均株価

まず気になるのは何度か取り上げている黒線のトレンドラインで、最近の冴えない動きに加え金曜日の下落により現在はトレンドラインに接触しており、個人的にここを維持できるかどうか注目しています。

現状これを大きく割り込むような材料はあまり考えられないものの、ライン自体がかなり急なのでそう長くは続かないのも確かです。

次に赤丸の大きな窓で、すでにこの窓の大半は埋めているものの下限が20,033円とまだ40円ほど足りず完全には埋めきっていない状況。

日経平均株価は今年の半ばには概ね20,000円を超えていたため、20,000円の節目といえども数ヶ月前まで当たり前だった事から大した障害にはならないと踏んでいましたが、木曜金曜の動きを見ると予想以上に20,000円が意識されている印象を受けました。

そうなると当該の窓埋めも思ったほど容易ではないのかな〜と感じるものの、今の世界的な情勢を見るにロシアとトルコのやテロなどの地政学的リスク以外に日経平均株価20,000円を阻むような要素は特に見当たらない。

ゆえに、来週こそ軽〜くこれを突破してくれる事でしょう、たぶん。

一応気にかけておくべきは来週金曜日に発表される米雇用統計で、すでに12月利上げが織り込まれつつあるとはいえ、その方向性を決定付けるという面で雇用統計の数字は見逃せない数字になるでしょう。

おそらく12月2日水曜日に発表されるADP雇用統計(民間雇用者数)でもちょっとした動きはあると思いますが、今回の雇用統計で株価が大きく下落するような場面は無いのではないかと考えております。

というのも、すでに12月利上げを織り込んでいる市場は非農業部門雇用者数で市場予想を上回る数字が出ても「ああ、やっぱり利上げは確実だな」と確認するに留まり、逆に万が一市場予想を大きく下回る数字だったとすれば12月利上げの可能性が若干下がり、やはり株価上昇に繋がると見る事が出来るからです。

ただ為替に関しては予想が難しく、利上げを織り込みつつある現状でドル円が122円台後半という事は利上げが確実になっても上積みする要素はそれほどなく、逆に年内利上げが遠のくような事態になれば一気の円高もありえます。

基本的に相場はポジティブに動く可能性が高いと見ておりますが、何が起こるか分からないのも相場ですから、一応万が一にも備えておきましょう。



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