勝手に相場観

2018.02.27  日本株はテクニカル的な節目を突破するか?

米株価が順調に戻していることもあって日本株にも買戻しの動きが広がっており、今日の日経平均株価の終値は前日比236円高の22,389円と大きく上昇しました。

一時の悲観的な雰囲気はずいぶんと改善。このまま行けば以前の記事で触れたように、窓埋め達成および75日線が存在する22,700円くらいまではすんなりと値を戻しそうな印象を受けます。

米長期金利も一時に比べればある程度下がっていますし、落としどころを見つけて安心感が広がっているといったところでしょうか。

ただし米ドル円相場の戻りは相変わらず弱い。

ここ数日は107円を挟んだ動きに終始。これまでの円高の流れには歯止めがかかったものの、株価に比べると戻りはずいぶんと鈍く、どう動くか分からない状況。

好調な米景気や株価、長期金利の上昇を考えれば円安進行しそうなものだが、今のところそういった動きはない。ドル円が円安に振れれば株価の上昇は盤石なものになるんですけどね。

ドルが買われない中で日本の株価がどこまで上がるのかは未知数と言わざるを得ないか。今は米株の上昇に歩調を合わせているが、企業の利益を圧迫する円高が長引くようだと遠からず株価は頭打ちになると見ます。

好調な米株も明日28日に発表されるコアPCEやGDP、3月1日のPCEコア・デフレーターの数字によっては再び利上げ懸念が台頭し下落する可能性があります。

…とはいっても米株は方向が定まると一気にそちらへ動くケースが多いので、現状ではどんな数字が出てきても好意的に受け止め株価上昇になりそうな気もしますが…

テクニカル的な節目満載

好調な米株に支えられて大幅反発となっている日経平均株価ですが、テクニカル的には節目を迎えつつあります。

2018年2月27日 日経平均株価

前述したように青丸の大きな窓を埋めるのが22,659円で、22,750円付近には75日線が走っています。しかもこの水準は年初来高値と年初来安値の半値戻し付近。状況的には窓埋めを達成し75日線に接近したところで押し返されそうな気がします。

また今日は25日線を一時上抜いたものの、その後は押し返されていることからも、もしかしたら同線が抵抗線として意識される可能性もあるかと。しかも昨日今日と2日連続で窓を空けて上昇しているからちょっとやな感じ。

ただ懸念していたデッドクロスの影響は今のところほとんどなさそう。25日線がかなり急角度で75日線を下抜いているため、デッドクロスが強く意識されると調整が長引くのではないかと懸念したが、とりあえず大丈夫そうでホッとしました。

日経平均株価的にはここから様々な抵抗線や節目が訪れるのでまだ油断はできないが、米株が堅調なうちは大きく崩れることもないでしょう。


最近VIX指数(恐怖指数)というのを目にする機会が多くなった気がする。

これは米の株価指数のひとつであるS&P500の予想変動率を示したもの。20以下が安定水準とされ、今年の1月までは10前後で推移。つまり米株価は極めて安定した動きをしていたということになります。

あまりにも動かないため、それまで恐怖指数が注目されることはあまりありませんでしたが、件の急落で同指数が37まで一気に跳ね上がり日の目を見るように。

しかし現在は16くらいまで下がっており、このまま株価が安定してくるようだと恐怖指数は再びフェードアウトしてくるものと考えられます。

…色々な指数や指標が多すぎてわけ分からんから、これ以上持ち出さんでよろしい。



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