勝手に相場観

2018.03.03  株価再び急落 200日線の攻防へ

大きく下落してまいりました。

なんだかんだで反発するだろうと見ていた米株が再び大きく下落するなど落ち着きを取り戻す気配がない。

米連邦準備制度理事会(FRB)の新議長であるパウエル氏が利上げに対しタカ派的な意見を述べたり、トランプ大統領が鉄鋼やアルミニウムに追加関税をかけると発言したりと、株式市場にとってネガティブな材料が出てきている。

しかも日銀の黒田総裁が金融緩和の出口政策について「2019年ごろには」と言及。それによって米ドル円相場は105円台に突入、一時105円台前半まで円が買われるも、その後は若干戻して終値は105円台後半あたりになっています。

これら要因によって日経平均株価も大きく下落し、金曜日の終値は前日比542円安の21,181円と大幅続落。21,000円の水準は保ったものの、もしかしたら来週は21,000円割れの可能性もあるのかもしれません。

日経平均株価は27日火曜日の終値から3日間で約1,200円下げたことになり、投資家共は阿鼻叫喚。一方売り方は笑いが止まらないだろうな。

私が気まぐれに買った富士通も悲しい状況になっているのだろうが、「株価を確認しなければ痛くないもんね作戦」により、いたって平和ですよ。含み損?なんすかソレ?

金曜日のダウ工業株30種平均(NYダウ)は一時400ドル近く売られるもその後70ドル安まで下げ幅を縮小して取引を終え、ドルも若干戻ったことから、これが安心感につながればいいが…

ちなみにシカゴの日経平均先物の終値は金曜日の日経平均株価の終値より若干安い21,165円あたり。週明けはとりあえず下げ止まりそうな情勢ながら、来週は米で雇用統計が発表されますので要注意。

イタリアの総選挙など欧州の方でも政治的なリスクが存在していますので予断は許さない状況か。

テクニカルは200日移動平均線がカギ

大幅な急落を見せた今週の株式市場。テクニカル的に見ると現在は200日移動平均線に乗っかっているような状況になっています。

2018年3月3日 日経平均株価

金曜日の日経平均株価の終値21,181円に対し200日移動平均線は21,179円。まさにギリギリで踏ん張ったという印象。

週明けは同線を死守できるかがカギになりそう。しかし上昇したらしたで抵抗線として意識される25日線が急激に下がってくるため、遠からずどちらかを抜くことになるでしょう。

200日移動平均線はここ1年で見ても終値で割り込んでいるのは2017年9月の短期間だけ。それだけにこれをしっかりと割ってくると一気に弱気に傾くかもしれません

そしてこれを左右するのはやはり米株とドル円。

先日も書きましたが、以前の米株は指標が強ければ好景気を好感、弱ければ利上げ観測の後退を好感といったように何でもポジティブにとらえていたフシがありました。しかし現在はそれが逆になって指標が強くても弱くても売られる傾向に。

その上日本でもこれまで触れてこなかった金融緩和の出口政策について黒田総裁が言及するなど、明らかに風向きが変わってきた感があります。

ちょっと前までは21,000円あたりが底と見ていましたが、今の状況を見るにそうとも言い切れなくなっている。場合によっては20,000円なんて可能性も。

本来ならこういった弱気が支配する状況でこそ買っていくべきなのかもしれません。しかし先が見えないこの状況で積極的に買っていけるほどの資金もないしなぁ…

現在の状況だと何かのきっかけで再びパニック的な売りが出る可能性もありますので、とりあえず様子を見よう。



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