勝手に相場観

2018.03.06  日経平均大幅反発 21,000円での支持に期待

今日の日経平均株価の終値は前日比375円高の21,417円。

これまで米の利上げに対する警戒感や、鉄鋼、アルミニウムの追加関税への懸念によって株価は大きく下落していましたが、その懸念が和らいだとのことで昨日のダウ工業株30種平均は336ドル高。それを受けて今日の日本株も大きく買われました。

下落傾向だった原油やドルも買戻しの動きが広まり、現時点での米ドル円相場は106円台前半。相場全体が買戻しに動いたといったところでしょうか。

株やドルを保有していた人はとりあえずホッとしたのではないでしょうか。しかしこれまでの下落幅を考えると今日の上昇は自律反発の域を出てないので、まだ安心はできません。今週は米雇用統計も発表されますしね。

昨日の米株や今日の日本株の上昇、米トランプ大統領が追加関税について「貿易戦争が目的ではない」といったツイートをしたこと、下院議長が苦言を呈したことから安心感が広がった模様ですが、この話がなかったことになったわけではないため、またいつ蒸し返されるか分からない不安も。

というか大統領のTwitterでの発言で一喜一憂って…なんかちょっと悲しいな。

一連の発言はただ単に米に有利な条件を引き出すための牽制と見ることもできるので、本気で追加関税を課そうと考えているかは微妙。トーンダウンしてくれば株価は反発しやすくなると考えられます。

思いつきで発言するオッサンなんだから、いちいち反応するなよと言いたい。

若干懸念されていたイタリアの総選挙はEU懐疑派が票を伸ばしたものの、反EUの動きはそれほど広がっていないらしく市場への影響は今のところなさそう。

となれば結局は米の動向次第ということになります。昨日の米株や今日の日本株の上昇が本物かどうか見極めるにはもうちょっと時間がかかりそうな予感。

大幅反発も油断禁物

昨日の日経平均株価は支持線と思われていた200日移動平均線を割り込んで取引を終えたため嫌なムードが漂ったものの、今日は同線を回復してきています。結局“だまし”だったのか?

終値で21,000円を割ることはなかったため、200日線より21,000円を強く意識しているのかもしれません。と考えればこれ以上大きく下落することはなさそうに感じますが…

ただしトレンド的にはかなり弱い。昨日の下落でダブルボトムを形成したようにも見えるが、そう判断するにはまだまだ時間が必要。ちなみに仮にダブルボトムと考えるとネックラインは22,500円付近。まだ先だね。

一方で米ドル円相場はかなり急激な下降トレンドを形成しており、それにならうなら戻っても106円台後半が限界ということになる。円高トレンドをブレイクするには最低でも108円くらいは必要になるでしょう。

昨日の米時間に長期金利が上昇した影響からか円安に振れたものの、長期金利上昇によって米株が売られる展開になるとつられてドルも売られる傾向にあるから難しい。

明日水曜日の米時間には雇用統計に先立ってADP民間雇用者数が発表されます。ここでの数字次第では大きく動く可能性もありますので要注意。

最近はボラティリティ(変動率)が大きいから、大幅反発してホッとしたのも束の間、それを超えるような急落に見舞われることも多く、株を保有している身としては心臓に悪いですね。

日経平均株価は21,000円で底堅いからといって次の下落で「チャンス!」とばかりに押し目買いをするとあっさり21,000円を割り込んだりしそうだし…だからって我慢して待つと乗り遅れるし…どうしろと?



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