勝手に相場観

2018.06.07  日経平均25日線突破もFOMC警戒変わらず

…V字回復するのか…

今日の日経平均株価の終値は前日比197円高の22,823円。米の鉄鋼・アルミニウムに対しEUが米からの輸入品の一部に追加関税を課すという報服を行うも、市場の興味はすでに別に移っているらしく無反応。

どちらかというと、米中の貿易摩擦に対する交渉などから徐々に懸念が後退している点を重視している感も。まあ米の貿易相手としてEUより中国の方がずっと重要なので、当たり前といえば当たり前か。

昨日のNYダウは前日比346ドル高の25,146ドル。なんだかんだで上値を切り上げていることから、今年1月末から始まった下降トレンドを完全に脱したと見てよさそう。このあたりも安心感に繋がっているのでしょう。

日経平均株価は22,600円付近にあった25日線が抵抗線となるかと思いきや、昨日の時点で同線を終値で突破。そして今日は25日線上抜けを確実にする大幅上昇。こうなってくると5月21日の高値23,050円が視野に入ってくる。

NYダウ先物も上げているようだし、今日も米市場が大幅上昇となれば、明日にも日経平均株価23,000円が見えてくる…のか?

明日は金曜日。米朝首脳会談や米連邦公開市場委員会(FOMC)が12日火曜日に始まることを考慮すれば、そろそろ警戒感が広がってもおかしくない気がするが…

でもこういう時に限って上昇を続けたりするから困るんだよな。

ドル円は110.2円で足踏み

日経平均株価に関しては抵抗線になると思われていた25日線を上抜けましたが、米ドル円相場は依然200日移動平均線がある110.20付近で押し返されています。

ドル円200日線に押し返される

だからといって大きく崩れるわけではなく、110円を挟んだ動きに終始。米長期金利が3%に限りなく近づいてきいるため、いつ200日線を上抜いても不思議ではありません。にもかかわらず長期金利やドルはやや伸び悩んでいます。

現状12、13日に開催されるFOMC以外に大きな不安材料はないものの、そのFOMCが大きな問題。週末となる明日金曜日や米朝首脳会談、FOMCが目前に控える11日月曜日に大幅上昇するとは考えにくいんですよね。

上昇に乗り遅れまいと安易に飛びつくのは避け、ここはFOMCに向けて銘柄選定をしておきたいところ。数銘柄から十数銘柄を監視するようにし、FOMC結果発表前後に急落するようなら少し買っておくというスタンスが吉か。

個人的には相変わらず住友化学や信越化学工業あたりの化学関連銘柄を狙っていますが、ちょっと上がり過ぎちゃった感がある。再び下落してくれば購入するが、追いかけるような真似はしない方向。

仮に今日や来週月曜日にドル円が200日移動平均線を突破することがあっても、FOMC次第では再び円高に振れる可能性がある点は留意しておくべき。

一時に比べ株価やドルはずいぶんと上昇してしまって買いづらくなったし、6月に入ってIPOが活発化してきているし、住友重化学工業は相変わらず含み損でこれ以上傷口を広げたくないし、とりあえずは様子見かな。



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