勝手に相場観

2018.06.28  米株価の下落止まらず 当面は期待薄か

米株ダメだわ…

昨日の夜、ダウ工業株30種平均(NYダウ)が200ドル以上上げているのを見て「とりあえず明日の日本市場は堅調に推移して私の含み損も減りそうだな〜」と胸をなでおろしていたのに、今日の朝見たらNYダウ165ドル安になってた。

中国に対する米の投資制限への懸念が和らいだため買いが先行したらしいが、その後はハイテク株や金融株が売られて値を下げたんだって。

なんか嫌な展開になってきました。

今日の日本市場は米株価下落を受け下落して始まり、一時は前日比233円安まで売られました。しかしその後は切り返して午後にはプラス圏に顔を出したものの、終値は1円安の22,270円と小幅続落。

日本株はまあまあ底堅いが、米株がとにかく弱いという流れか。米中貿易摩擦に対する懸念が幾分後退したことで今後は多少の反発を見せそうなものだが…

今日は米でGDPやコアPCE、個人消費などが、そして明日にはPCEコア・デフレーターや個人支出、ミシガン大学消費者信頼感指数といった、そこそこ注目の指標が相次いで発表されます。

ここで堅調な米景気が確認されればいいが、仮にここで弱い数字が出てくると売りの流れが加速する恐れも。

6月FOMCで利上げされ、かつ年4回の利上げが示唆されたにもかかわらず米長期金利は下落しており、米株価にはプラスに働きそうなもの。加えて米株高に繋がりやすい原油高だというのに米株は下落の一途。

長期金利下落や原油高を評価して株価を戻す展開になるのか?それすらも材料にならないほど売り圧力が強く、さらなる下落に見舞われるのか?

米株のことだからいきなり急反発しそうな気もしますが…結局はトランプ次第という結論になるんだろうな。

テクニカル面は待ったなし

日経平均株価に関してはここ数日75日線や200日線が支持線として明確に機能しています。特に75日移動平均線は強く意識されているらしく、今のところはこれに接触すると反発する展開。

しかしNYダウは…

NYダウ200日線割れ

前回書いたように、25日に2016年11月以来約1年6ヶ月ぶりに200日移動平均線を終値で割り込んだNYダウは、昨日の下落でそれがだましでないことを印象付けた格好。

上ヒゲを伸ばしてのほぼ安値引けはいかにも印象が悪く、さらなる下落を予感させる。現在NYダウ先物はある程度上げているが、これもあてにならないんだよなぁ…

すでに主要な移動平均線をすべて下抜いてしまっているNYダウの今後のメドは24,000ドル。とりあえずこれを維持できるかどうかに注目しておきましょうか。

もちろん日本株も安心はできない。

日経平均株価は75日線に支持されているとはいえ、一目均衡表で見れば分厚い雲の中ほどに位置しています。もし75日線や200日線を下抜く展開になると弱気に傾き、ダブルトップのネックライン割れ→雲下抜きという最悪の展開も。

米ドル円相場にしても、米長期金利が下落しているわりには円安になっている。この状況を是正するためドルが売られる動きになってくると厳しい。

全体的にはあと数日程度で方向感が示されてくるように感じます。

現状、上昇する材料を探すとすれば米中貿易摩擦に対する懸念後退くらいしか見当たらない。一方、この貿易摩擦に関しては現状維持でも下落要因だし、報復など新たな火種が出てくれば急落も。つまりやや分が悪い。

株価はある程度下落していることから、ここらへんで一度は反発の動きが出ても不思議ではない。ただ、ほどほどのところで戻り売りが出てさらなる下落に見舞われそう…今のところそんな印象。



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