勝手に相場観

2018.07.12  貿易戦争激化と実感なき円安 113円視野も

火曜日までは3日大幅続伸していた日経平均株価。しかし米が中国に対し2000億ドル相当の関税リストを発表したことを受け、11日水曜日の日経平均株価は264円安と大幅下落。

激化する貿易摩擦を懸念しその夜のダウ工業株30種平均(NYダウ)は219ドル安。11日に発表された生産者物価指数は市場予想を大きく上回り、利上げに対する懸念が広がったのも影響したのかもしれません。

一方、利上げが早まるとの思惑によって米ドル円相場は円安に振れ、一気に112円台になったのを好感して今日の日経平均株価は大幅上昇し、終値は前日比255円高の22,187円。結果的に行って来いの展開になりました。

ただな、日経平均株価はこの2日で行って来いになったが、私の含み損は3万円くらい増えている…何このクソみたいな展開。

今も円安はじわりと進んでおりドル円相場は112円台半ばなのに加え、NYダウ先物は上昇しています。貿易摩擦への懸念はもう終わったのだろうか?

今日は米で消費者物価指数が発表されます。昨日の生産者物価指数に続いてここでも市場予想を上回るようなら、さらなる円安ドル高も考えられるかと。

ただ、急激に円安に振れたわりに米の長期金利は2.8%台に貼り付いているんですよね。米利上げ観測が強まってのドル買いであれば長期金利も上昇しそうなものですが…今回の円安は景気減速懸念によって新興国の通貨を売ってドルを買い戻す動きという見方も。

実際、昨日の米ドル円相場の動きを見ると、生産者物価指数が発表された日本時間21:30は無反応で、日付が変わった頃から一気に円安に振れています。加えて長期金利が動いていないことを考えると、利上げ観測で円安になったとは考えにくいか。

なんか不気味だなぁ…

上昇は本物か

前回の記事でも書いたように11日水曜日は窓埋め展開に…なったのか?

日経平均株価窓埋め

10日に窓を空けて大きく上昇し、翌11日は同じように窓を空けて下落。こういった展開になるたびに感じるんだが、「窓空け上昇→窓空け下落」という展開は窓を埋めたことになるのか?

10日に空けたギャップは事実上無かったことになる…と考えれば窓埋めになるのか。となると今日の大幅上昇は昨日の窓を埋めたというよりは、力強く上昇したと見るべきなのかもしれない。

ただ、見ても分かるように今日は200日線に接触して取引を終えており、すぐ上には75日移動平均線25日移動平均線が控えている。また各移動平均線が接近していることから中長期的なデッドクロスも目前に迫っています。

一方で111円の壁を一気に突破してきた米ドル円相場。こちらは年初来高値付近となる113円くらいまで一気に行く可能性もありますが、長期金利は上昇していない事実は何とも気持ちが悪い。

しかも米中貿易摩擦に関しても一向に進展が見られず、中国も報復する姿勢を貫いています。なんかこう…色々と複雑に絡み合っていて頭がパンクしそうだわ。

米中貿易摩擦など個人的にはどうでもいい。直接的な影響を受ける立場にはないため、むしろ「中国ざま〜」程度にしか感じない。ただ、相場に携わる身としては無視するわけにはいかないんですよね。

せめて保有株がなければ呑気に構えていられたんだが…後の祭り。



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