勝手に相場観

2018.07.24  通貨戦争否定も市場に燻ぶる警戒感

今日の日経平均株価の終値は前日比113円高の22,510円と反発。昨日300円安と大幅に下落したことによって押し目買いが入ったこと、やや円安に振れていることが材料視されたか。

昨日の日経平均株価は300円安と思いのほか大きく下落し、米ドル円相場は一時110円台に突入。このまま下値メドと見られる22,250円あたりまで下落するかと思いきや、今日は反発。結果的には75日線が支持した格好に。

じゃあこの反発が継続するかと問われれば…微妙。

20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では貿易摩擦に対する具体的な解決案は示されず、先日米トランプ大統領が述べた中国に対する5000億ドル規模の関税の話も宙に浮いたまま。

米の金融引き締めによる円安ドル高に期待する向きもありますが、トランプ大統領がドル高に文句を付けドルが売られる事態も。

それを受けてムニューシン米財務長官が「ドル相場に介入するつもりはない」と火消しに回ったものの、そういうのをあっさりと翻すのがトランプ大統領なわけで。

貿易戦争が行き詰まってきたら、今度は通貨戦争…ありえるから怖い。

米が相場に介入しないとしても、それをやりかねないトランプ大統領が「ドル高うぜ〜」とちょびちょび発言すれば、それは事実上の口先介入。最近めっきり空気の黒田とはわけが違うのだよ。

これで市場にはもう一つの懸念が生まれたことになります。今後これがどう影響してくるか…

株価・ドルは神経質な展開継続

月曜日こそ大きく下落した日経平均株価ですが、ドルが反発に転じていること、米株が堅調であることから、ここから大幅下落する可能性は低そうです。とはいえドル円相場は111円台半ば。日経平均株価が23,000円を試す展開になることは考えづらい。

来週から4〜6月期の企業決算が本格化することからも、今週は貿易摩擦やドル円相場の動きを見ながらの神経質な展開になるかと。

ただ、今回の決算も全体的に見れば好決算が多くなると見られているため、決算発表が進むにつれPERが減少、割安感により株価上昇という流れになる可能性は十分にある。それでなくても今のPERは13倍台だからね。

しかしこれは日本のファンダメンタルズの話。外的…とりわけ米の動きが猛威を振るう現状では好決算だからといって安心はできません。

健康のためにちまちまとサプリメントを飲んでいる一方で、ごっつい外人さんにぶん殴られていると言えば分かりやすい…か?

好決算が期待できる…とは言ってもそれは全体での話であり、個別で見れば悲喜こもごも。含み損膨らむ2銘柄を保有している私としては、「下方修正→急落」の可能性がある決算発表などストレスにしかならん。

え?「上方修正→急騰」の可能性もあるだろうって?

それを期待できるほどのポジティバーだったら私の人生もっとバラ色よ。どよよんネガティブなオーラを纏う私を前にすれば、ゴキブリだって逃げ出すわ。そんな私を愛していると近寄ってくるのは蚊くらいのもの。そして真剣白刃取り。

…何の話だっけ?

ある程度の好決算が期待できる決算発表も、米の動きによって打ち消される可能性があります。テクニカル的にも移動平均線や雲の下抜きリスクが消えたわけではないので、ここは慎重に動きたいところ。



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