勝手に相場観

2018.08.02  米中貿易摩擦再燃で急落 FOMCにはほぼ無反応

前日の米株安や円高を嫌気し下落傾向で始まった日経平均株価。その後一時はプラス圏に顔を出すも午後に入って一気に売られ、終値は前日比234円安の22,512円。予想に反してガッツリ売られたね。

日経平均株価が大幅下落になった要因はやはり貿易摩擦。米トランプ大統領が中国製品に課す関税の税率を当初予定の10%から25%に引き上げると提案したことに対する懸念が広がっている模様です。

以前、中国からの輸入品すべてにあたる5000億ドル規模に関税を課す準備があると表明したことで、中国に対する追加関税はいよいよ行き詰まってきたと思われていましたが、今度は関税率の引き上げに方向転換か…

こうなってくるともう底なしだな。

ちなみに、注目されていた米連邦公開市場委員会FOMCは予想通り金利据え置きながら、9月と12月の利上げはほぼ確実視。それもあって米長期金利は約2か月ぶりに3%に乗せています。

とはいえ米ドルはむしろ売られる傾向に。FOMCの結果発表前からじりじりと円高になり、発表後はさらに円が買われる展開。その後は若干持ち直したものの、現在111円台半ばで推移しています。米株価共にほぼ無反応といって差し支えない。

明日は7月米雇用統計が発表されます。しかしこれも影響は限定的なのかなと。FOMCでこれだけ無反応となると、雇用統計にはあまり期待できない気がします。むしろ市場予想を下回ることによる円高が怖い。

米とEUが通商問題について一定の歩み寄りを見せ、日銀の金融政策決定会合は金融緩和の維持、日本の企業決算も期待できる状況とあって、ここから上昇が本格化するのかと思いきや…なかなか思い通りにはいかないねぇ…

日経平均株価は75日線を試す展開

米中の貿易摩擦が激化するのではないかとの懸念から大きく売られた日本株。これにより日経平均株価は75日移動平均線を試す展開になっています。

先週あたりから75日線は明確な支持線として意識されており、仮にこれを下抜くようだと一気に弱気に傾く可能性が。加えて22,350円付近には25日線と200日線が重なって存在しているため、事実上この付近が下値メドということになるか。

問題はそのラインを明日にも試す可能性がある点。

米中の貿易摩擦が蒸し返されているうえ、金利先高観もあってか現在のNYダウ先物は100ドル以上下落中。今日の米株価が大きく下落するようだと、明日の日経平均株価は75日線を割り込み25日線や200日線を試す展開になってもおかしくはない。

だからといって積極的に売っていく状況とも思えず、なんとも動きづらい状況。貿易摩擦が解消されない限り安定的な相場は望めないのでしょう。

…この展開、もう飽きたわ。


私が保有している住友化学と住友重機械工業の決算発表が7月31日の取引終了後に行われ、住友重機械工業が好決算だったのに対し、住友化学は減益になったと先日報告しました。

その結果から8月1日は住友化学が急落し住友重機械工業は大幅上昇する…と思いきや、住友化学が予想外の大幅上昇。5%ほど上げやがりましたよ。

お陰で649円で購入していた住友化学を668円で売却できたわけですが、減益にもかかわらずなんでこんなに上昇したのかは謎。アク抜け感なのか悪材料出尽くし感なのか…

一方で住友重機械工業は渋い。1日こそ若干上昇したものの今日は4%を超える急落。株価の動きはほんと分からん。住友化学を手放したことで気分的な余力が生まれたので、チャンスがあれば買っていくつもりですが…今の状況だとちと厳しい。

明日株価が急落し25日線や200日線に触れるようであればあるいは…



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