2017.12.19 岡三オンライン証券のIPO通知が最悪
昨日はダウ工業株30種平均(NYダウ)やナスダックが大幅高で史上最高値を更新するなど相変わらずバカみたいな上昇を続けている米株の流れを受けて、今日の日経平均株価は上昇して始まり、寄り直後には22,990円まで上昇する場面も。
しかし、112円台半ばに張り付いている米ドル円相場に嫌気がさしたのか、その後は急落。終始前日終値付近で推移し、今日の終値は前日比33円安の22,868円。
やはりというかなんというか23,000円の壁が厚い。
好調な米株の影響から買われやすい状況ではあるものの、ドル円が盛り上がらない現状では23,000円は明らかな壁となっています。せめてドル円が113円に乗せてくれればまた違ってくるのでしょうが。
そのドル円、ほぼ無風となったFOMCを通過し大きな材料がないことからガンガン円安になることは考えにくく、もしかしたら年内の23,000円超えはないのかも。
…とか書くと明日あたりにスポーンと抜けちゃったりするから原辰のr…
12月FOMCが市場の予想範囲内だったとはいえ、来年も粛々と利上げを行いそうな雰囲気ですし、普通に考えればもう少し円安になってもおかしくはないのだが…
前回書いたように23,000円直前まで上がった現状ではとりあえず手仕舞いしてもいいような気がします。
というのも、日経平均株価が23,000円を超えたのは11月9日の1回のみで、しかも取引時間中だけ。終値では一度も23,000円を超えていませんし、件の11月9日以降は今日を含め22,990円台で3度押し返されている。
日経平均株価23,000円直前になると売りものが多量に出てくることの証であり、今後もその展開が続く可能性があります。
短期的に「なんだよあっさり超えちゃったよ」という展開になることも考えられますが、確率的なことを考えればここは手仕舞いor様子見がベストと考えます。
年末が近づくにつれ利益確定や、節税対策のための損切りの動きが広がる可能性もありますしね。
今年はあと8営業日しかありません。もやもやした年末年始を過ごさないためにも、そろそろ準備を始めたほうがいいのかな~と感じています。
IPOに当選していたが気付かず落選
私は10社の証券会社を使用し新規公開株(IPO)の応募をしているが、少し前に腹立たしいことがありました。それは岡三オンライン証券で起きた事件。
12月はIPOラッシュであったため、10社を使用しているとどこの証券会社でどの銘柄に応募したのか分からなくなるため、当落メールのサービスがない証券会社は2、3日おきにログインして結果を調べたりしています。
そして件の岡三オンライン証券はIPOの取り扱いがそれほど多くない上に引き受け枚数も少ないため、これまで当選したことはありませんでした。
しかも岡三オンライン証券では「IPO/PO当選結果通知」というサービスを適用しているので、落選のたびにメールで結果が送られてきていました。
そのためメールさえしっかりチェックしていれば当該証券会社の当落は確認できると思っていたのですが、一応確認のために15日にログインすると、22日上場のミダックのIPOに当選しましたというメッセージが。
「へ?」と思って確認してみたら、入金締切日は14日…過ぎてるじゃねぇか!
メールを確認してみても当選したと知らせるものはなかったため、岡三オンライン証券に「当選メール送られてきてないので見逃しちゃったんですけど…」と問い合わせたら、「落選された方に対してのみお送りするメール」なんだとさ。以下全文。
複数の証券会社を使っているが、当選、補欠当選のみメールを送る証券会社は複数あれど、落選のみメールを送るクソ証券会社は初めてだわ。「IPO/PO当選結果通知サービス」って何の意味もないな。
ちなみに、このメールには「12月12日以降に落選者のみのメールが送られるようになった」的なことを書いているが、それ以前から必ず抽選日に落選メールが届いていました。で、当選は届かないと。
余力うんぬんにも言及してるものの、余力無くても落選者には抽選日にメールを送るんだから、当選者にも送るのが筋だろうに。
まあ、通知メールを過信し確認を怠った私が悪いと言われればそれまでだけど、だったら「IPO/PO当選結果通知」なんて紛らわしいもん作るなよ。
岡三オンライン証券でIPO応募をしている人は通知メールを過信せず、こまめにログインして当選していないかどうか確かめましょうね~。
…最悪だわ、この証券会社。
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