仕手株とは一体どんなもの?

仕手株の特徴

皆さん「仕手株」ってご存知でしょうか?

株式投資の経験がある方なら聞いた事もあるかも知れませんが、投資経験の無い方はおそらく知らないことと思いますので、ちょっと説明していきます。

「仕手株」とはある程度のまとまった金額を動かせる投資家が意図的に値段の吊り上げや吊り下げを行い利益を出す行為、もしくは特定の銘柄の事を指し、この行為を行う投資家の事を「仕手筋」と呼び、多くは投機を行う機関投資家が行います。

仕手筋が狙う銘柄にはある程度の共通点があり…

・比較的株価が安い銘柄(低位株など)
・普段は出来高があまり多くない銘柄
・発行株式数が少ない銘柄
・空売りの出来る銘柄

上から見ていくと、まず「株価の安い銘柄」ですが、私の経験的に50円〜200円くらいの株価を付けている、いわゆる低位株が多いように感じます。
これはより多くの株式を仕込むのに株価が安い方が都合が良いからでしょう。

出来高の少ない銘柄」と「発行株式数が少ない銘柄」が狙われやすい理由は、ある程度の大きなお金を持っていれば簡単に株価を上下出来るからです。
出来高の少ない銘柄は売り注文の数も少なく、ある程度の株数を成行注文で買えばあっという間に値が上がります。

そして「空売りの出来る銘柄」ですが、仕手筋にしてみればせっかく仕手を仕掛けたのですから片道(買いのみ)だけで利益を取るより往復(買い→売り)で利益を取った方が効率はいいでしょう。

実際に仕手が行われた実例

ではここで代表的な仕手が行われた銘柄の値動きをチャートで見てみましょう。

仕手株:ルック
これはルック<8029>という銘柄で、結構有名な仕手銘柄です。

見てもらえば一目瞭然ですが、2003年あたりから異常な上昇を始め、200円前後だった株価は2003年6月に2150円まで急騰しており、そこをピークに2004年にかけて急降下してます。

もちろんこの急上昇は何かスゴイ好材料が出たという訳ではありませんし、仮に好材料があったとしても短期間に株価が10倍に膨れ上がるなどありえません。

仕手株ルックの20年の株価推移

実はこのルック、仕手に使われた2003年以降株価は100〜200円前後を推移していましたが、2012年に再び仕手っぽい動きを披露し、そして2016年現在の株価は120〜150円程度になっています。兵どもが夢の跡。

では仕手筋の具体的な手口はどうなっているのか、次のページで詳しく解説していきます。

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