支持線と抵抗線の活用1


テクニカル分析でよく耳にする「支持線」と「抵抗線」。
支持線は下値支持線とも言い、同じく抵抗線は上値抵抗線という場合もあります。

簡単に説明すると「支持線」とはチャートの形からこれ以上は下がらないよう下値を支持するように働くラインの事で、「抵抗線」とは支持線とは逆に株価がこれ以上上がらないように抵抗するラインの事です。

そして支持線や抵抗線としてよく使われるのがトレンドラインと移動平均線で、場合によってはチャネルライン(アウトライン)も含まれます。

トレンドライン・上値抵抗線
上記は下降トレンドでトレンドラインとチャネルラインを引っ張ったものです。
下降トレンドの場合トレンドラインは高値を結ぶので上値抵抗線として機能し、チャネルラインは安値を結ぶようにトレンドラインと平行に引くので下値支持線として機能します。

このトレンドラインやチャネルラインを用いた支持線、抵抗線はテクニカル分析でも結構ポピュラーなものなので、市場でもこれらが意識された売買がなされるため、結果的にも支持線、抵抗線の信頼性は維持されていると言ってもいいでしょう。

しかし当然ながらいつまでもトレンドラインとチャネルラインの間を行ったり来たりしている訳ではありません。

支持線、抵抗線のブレイク
上記のように支持線や抵抗線を抜ける事を「ブレイク」と言います。
上でも書きましたが市場は支持線や抵抗線を意識しているので、これらを抜けるには大きな材料や情勢の変化など、それなりのパワーが必要になります。

しかし一度ブレイクすると、パワーがあるために抜けた側に勢い付く事が多くなります。
この「ブレイクしたら一方に強く動く」という特性を生かして上値抵抗線をブレイク(上抜き)したら買い下値支持線をブレイク(下抜き)したら売りという戦略が使えます。

もちろんブレイク後にアッサリ値を戻してしまう「だまし」も多々あるので過信は禁物です。
ブレイクの信頼性を量る目安は下記の通り。

・長い間トレンドラインとチャネルライン間で揉み合っていた場合は比較的信頼性が高い
・ブレイクするに至った材料のインパクトや重要度が高ければ信頼性は上がる
・特に大きな材料が無くブレイクした場合は注意が必要

ちなみにトレンドライン、チャネルラインを用いた支持線、抵抗線は一度ブレイクすると今までのラインは使えなくなり、新たにラインを引く必要がありちょっと面倒ではあります。

そこへいくと移動平均線を用いた支持線、抵抗線はラインの引きなおしが必要なく気軽で安易に活用できると言えます。
次のページではその移動平均線を用いた支持線、抵抗線を解説していきます。

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