一目均衡表:遅行スパンの使い方


一目均衡表で使う5本の線の詳しい解説の最後は「遅行スパン」です。

遅行スパンは一目均衡表に用いる他の線に比べ極めて単純で計算式など存在せず、ただ単に値動きを26日間さかのぼって表示しているだけです。

一目均衡表 遅行スパン

上図で紫色の線で示している遅行スパンを見てもらっても、ローソク足の値動きと全く同じ軌道を、かなり遅れて描いているのが見て取れると思います。

極めて単純な生い立ちを持つ遅行スパンは、その使い方も比較的単純…なのですが、26日遅れて表示されている線なので、慣れるまで現在値と26日前の値、そして遅行スパンの関係が理解しづらかったりしるのが玉にキズです。

まず一番分かりやすいのは現在の値が遅行スパンより下にあれば「買い」「強気」であり、逆に現在値が遅行スパンより上にある場合は「売り」「弱気」となる事です。

遅行スパンの売買サイン

この図を見て「現在値より上に遅行スパンが抜けてもしばらく下落しているし、その逆もまたしかりじゃん」と感じた方も多いと思いますが、これが遅行スパンの分かりにくいところで…

遅行スパンのタイムラグ

遅行スパンがローソク足をしっかり上抜け、もしくは下抜けた事を確認できる一重の赤丸、青丸の段階で、現在値は二重の赤丸、青丸であり、それが分かれば遅行スパンの示すとおりに動いている事が理解できると思います。

このように遅行スパンが過去(26日前)の値を上抜け、もしくは下抜ける時が絶好の売買サインといえます。

これでひとまず一目均衡表の説明を終わりますが、一目均衡表は5本の線がそれぞれ大きな意味や役割を持っていますし、世界的にもメジャーなテクニカル分析法で多くの投資家が使っていますから、それだけ投資家心理にも影響を与えます。

ぜひ有効に活用してください。

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