非上場の大企業ってどこだろう?

私達投資家は新興企業から大企業まで様々な株式を取引しており、特に大企業にはトヨタやキャノン、ソニーなど世界に名だたる企業が並んでいます。

一般的な感覚では「大企業=株式会社=上場企業」という認識で間違いないと思いますし、別ページの「企業が上場する理由」でも書いている通り、大企業の大半は上場している事から一般的には上場した方が色々メリットがあるのだと思います。

しかし大企業の中にはあえて上場しない企業も存在し、中には売り上げが兆単位の企業も。
以下帝国データバンクからお借りした非上場企業のリストを転載↓

非上場大企業のリスト
聞いた事ある名前が並んでいますね。
12位のエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズまで売上高が1兆円を超えるような典型的な大企業で、必ずしも「大企業=上場企業」とはならない事が伺えます。

ちなみにこの表はあくまでも上場基準を満たしている非上場企業のリストなので、実際は上場基準を満たしていない大企業も多く存在し、例えばサントリーなどは非上場企業としてかなり有名どころで、他にも大手菓子メーカーのロッテなども上場していません。

その他有名な企業を挙げると…

・佐川急便 … 言わずと知れた大手配送業で陸運業国内第2位の企業。売上高は8000億。

・JTB … 日本の旅行会社の代表的な企業。売上高はグループ連結で1兆2000万円。

・リクルート … CMなどでもおなじみの広告や出版の大手企業。売上高は連結で約1兆円。

…まあ挙げ出したらきりがないのでこの辺で。

こういった自ら選択して上場しない企業もある一方で、一度は上場しながら不祥事などで上場基準を満たせなくなり上場廃止になる例もあり、有名どころだとライブドアショックを引き起こしたライブドアや、経営破綻で国有化されたJALなどがあります。

これとは別に、一度は上場したものの、後に経営陣などによる自社株買収(MBO)などで自ら非上場化する場合もあります。

関西のお笑いの大御所である吉本興業などは東証1部に上場しながら、様々な経緯を経て吉本興業を買収するために設立された在京民放5社とソフトバンク、電通など13社が特定目的会社「クオンタム・エンターテイメント」に買収されるという形で2010年に非上場化しました。

大手芸能事務所の「ホリプロ」も今現在経営陣による自社株買収(MBO)によって非上場化すると発表しており、今年の5月に上場廃止をする予定になっています。

さて、ここまで非上場企業の紹介をしてきましたが、気になるのは「非上場にはどんなメリットがあるのか?」という事だと思います。

では次のページで非上場のメリットやデメリットを詳しく解説して行きます。

関連記事


総ページビュー
ユニークアクセス